本書の内容
神のすまう世界から、無人探査機がデータ収集する惑星まで、
私たちはこんなふうに、手の届かない世界を想像し、見つめ、描き出してきた。
天動説vs地動説、アラビアからやってきた星座の教科書、天の川を蛇で表現したマヤ人、世界各地で描かれた超新星爆発、アストロラーベを再現した元祖仕掛け絵本、3600年前の天文盤など。
好評を博した『地図の物語 人類は地図で何を伝えようとしてきたのか』、待望の姉妹編登場です。
【科学道100冊 2020】キーブックに選定されました!
理化学研究所と編集工学研究所が推進する「科学道100冊」プロジェクトにおいて、「天空の地図」が2020年度のキーブックの1冊に選定されました。
※詳しくは、「科学道100冊」(外部サイト)をご覧ください。
目次
Introduction 何もない場所へ
Chapter1 世界の中心
プトレマイオスからコペルニクスへ
Chapter2 月の地図
地球唯一の自然衛星
Chapter3 星から惑星へ
天空の裏庭
Chapter4 太陽系の主
最も身近な恒星
Chapter5 明滅する星々
小さな点から遠い太陽へ
Chapter6 無限の彼方へ
宇宙の果てを目指して
索引
本書のサンプル






読者の声
- 星座や空のことを知りたい。でも調べてみたら求めているものとは違った。という経験を多くしてきましたが、この本は自分が求めていた知識、情報がありました。(28歳、女性)
- タイトルの「天空の地図」にとてもわくわくしました。古代から最新の豊富な資料がふんだんに使われていて、わかりやすく、見ているだけで心が豊かになったような気がします。(41歳、女性)
- 天文の歴史関係の書籍は多数あるが図版がモノクロで小さいものが多い。本書はカラーで図も大きくて良いと思った。(68歳、男性)
シリーズ紹介
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地図の物語
2016年7月19日発行
定価:2,970円(税込)