本書の内容
本書で紹介する国、島、都市、山脈、川、大陸、種族などは、どれもまったくの絵空事だ。
しかし、かつては実在すると信じられていたものである。なぜだろう?
それらが地図に描かれていたからだ。
神話や伝承として語り継がれていたものもあれば、探検家の間違いや誤解から生まれたものもある。
なかには、名誉のため、あるいは金銭を集めるための、完全な“でっち上げ”すらある。
そのような幻の土地や国、島々は、20世紀に入ってからも地図にたびたび登場し、さらには現代のグーグルマップにも姿を現した。
地図の幻を追う冒険の旅へ、いざ出発しよう。
◆歴史を翻弄した地図の一例
・アトランティス
・悪魔の島
・エルドラド
・オーストラリアの内陸海
・朝鮮島
・プレスター・ジョンの王国
・カラハリ砂漠の古代都市
・パタゴニアの巨人
・カルタ・マリナの海の怪物たち
…ほか
地図に描かれた「幻の世界」のサンプル(画像クリックで拡大)
読者の声
- こんなに激しくわくわくしたのは、ずいぶん久しぶりだった。(72歳、男性)
- 内容もさることながら、書籍としてたいへん良いものだと思います。(50歳、男性)
- 探求心を刺激されました。(31歳、女性)
- 美しい古地図が豊富に掲載されていて楽しんだ。(84歳、男性)