本書の内容
「どんな状況で生き延びるのか」「どうやって極限状態を過ごすのか」「なぜそんな能力をもっているのか」「普段はどのように生きているのか」といった内容を通じ、生き物の不思議な力を感じられる1冊です。
人気キャラクター「クマムシさん」のイラストをたっぷり収録。
クマムシさんのシール付き!
目次
◆クマムシの愛すべきエクストリーム・ポイント
◆第1章 クマムシとは何者か
◆第2章 クマムシ観察絵日記
◆第3章 もっとクマムシ
クマムシはいかに最強なのか/鳥羽水族館で生体展示/クマムシを食べてみた
◆あとがき
本書139ページの1行目に脱字がございます。
誤: は、脱皮の殻の中で保護されることなく、
正: 卵は、脱皮の殻の中で保護されることなく、
訂正してお詫びいたします。
2017年3月21日
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著者紹介
堀川 大樹(ほりかわ だいき)
1978年、東京都生まれ。地球環境科学博士。慶應義塾大学先端生命科学研究所特任講師。北海道大学大学院地球環境科学研究科にて博士号取得。NASAエイムズ研究センターおよびNASA宇宙生物学研究所にてヨコヅナクマムシを用いた宇宙生物学研究を実施した後、パリ第5大学およびフランス国立衛生医学研究所に所属。著書に『クマムシ博士の「最強生物」学講座─私が愛した生きものたち』(新潮社)『クマムシ研究日誌─地上最強生物に恋して』(東海大学出版部)がある。ブログ「むしブロ」、有料メルマガ「むしマガ」を運営。ツイッターアカウントは@horikawad/@kumamushisan。
読者の声
- クマムシは面白い……不思議。(83歳、女性)
- クマムシに対する愛が素晴らしいです。何でも基本は「愛」なんですね。私もクマムシが大好きです。(51歳、女性)
- たいへん興味を持ちました。顕微鏡を購入して、クマムシを見てみたいと思っています。(57歳、男性)
- とにかく面白かった。内容もさることながら、文体が非常に軽口で、比喩も的確であり、スラスラとクマムシのことが頭に入ってくる。筆者のクマムシ愛も伝わってくるため、専門外かつ未知だったはずの彼女たちに、いつの間にか親愛の情を覚えるようになっていた。明日から道端のコケを見る目が変わりそう。(23歳、女性)
- 絵もたくさんあって読みやすかった。1冊でクマムシがよくわかる!(11歳、男性)
- とても面白く、理解しやすい。(50歳、男性)
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●「研究室」に行ってみた。パリ第5大学・フランス国立衛生医学研究所 堀川大樹(Webナショジオ)