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グランドキャニオンに冬の嵐が吹き荒れる。サウスリムのヤバパイ・ポイントで撮影。(PHOTOGRAPH BY ADAM SCHALLAU)

グランドキャニオン 絶景を撮る5つのコツ 写真16点

2019.08.11
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「グランドキャニオンの真髄を、1枚の写真に収めることはできません」と写真家のアダム・シャラウ氏は話す。

 彼はグランドキャニオンの撮影に何十年も捧げ、その美しさを余すことなくとらえた象徴的な写真を撮ろうと努めてきた。(参考記事:「グランドキャニオンへの旅、絶景&穴場9選」

 きっかけはある嵐の日だった。グランドキャニオンを訪れたシャラウ氏は、目にした光景に心を奪われた。「雲を通して差し込む光が、あまりに幻想的だったのです」。2009年には米グランドキャニオン国立公園に一定期間滞在して創作活動に取り組む「アーティスト・イン・レジデンス」に応募した。同氏はますますのめり込み、グランドキャニオンの近くへ引っ越し、コロラド川をラフティングで下り、曲がりくねった峡谷のトレイルを歩いた。現在、シャラウ氏は写真家や先住民居留地に住む人たちに向けてワークショップを開催している。(参考記事:「自然と人間 傷つけられるグランドキャニオン」

 以下にシャラウ氏がおすすめする、グランドキャニオンの壮大な写真を撮るための5つのコツをご紹介しよう。

1. 三脚を持っていく

「最も良い光をとらえられるのは、日の出前や日の入り後。最高の一枚を目指すなら、長時間露光で撮影する必要があります」とシャラウ氏は話す。「長時間露光では三脚を使ってカメラを安定させることが重要です。そうすれば、稲妻や天の川も撮影できます。この写真では露出を30秒に設定し、グランドキャニオンに何度も落ちる稲妻をとらえました。雷雨の時は、信じられないような写真が撮れます。ただし、安全には常に注意してください。自分のいる位置から約15キロ以内に稲妻が落ちたら、避難することです」(参考記事:「命や手足を失わずに野生動物の傑作写真を撮る方法」

【ギャラリー】グランドキャニオン プロが撮った絶景 写真16点(写真クリックでギャラリーページへ)
シャラウ氏は露出を30秒に設定し、グランドキャニオンのかなたに落ちる稲妻をとらえた。サウスリムのリパン・ポイントから撮影。(PHOTOGRAPH BY ADAM SCHALLAU)

2. 前景を利用する

「崖から離れ、グランドキャニオンの額縁となるように前景を入れ込みます。そうすれば、見る人は、そこにいるかのような感覚を味わえます」とシャラウ氏は話す。「ノースリム(北壁)にあるこのエンジェルズ・ウィンドウの写真のように、私は、グランドキャニオンを縁取るように木を利用して撮影するのが好きです」

【ギャラリー】グランドキャニオン プロが撮った絶景 写真16点(写真クリックでギャラリーページへ)
エンジェルズ・ウィンドウのかなたに、サンフランシスコ・ピークスがのぞく。90キロ以上離れた、フラッグスタッフ近郊にある山だ。(PHOTOGRAPH BY ADAM SCHALLAU)

次ページ:3. 広角レンズを使う

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