世界水中写真コンテスト、多彩な受賞作13点

「友人と一緒に、4月にダイビングに行く計画を立てました。植物プランクトンが発生した直後で、この不思議な魚を観察するのに絶好のタイミングだったからです。日中の間、水はとても透き通り、大型浮遊生物(クラゲや有櫛(ゆうしつ)動物など)がだんだん増えてきます。リュウグウノツカイを初めて観察できたのは日暮れ時のことでした。おそらく、垂直に浮上するプランクトンを追ってきたのでしょう。この写真を撮ったのは夜です。ブイのチェーン(水深2300メートルの海底に固定されています)に沿って深海から上ってきた個体は、数秒か数十秒にわたって何度か姿を見せました。深海に姿を消しては、数メートル離れて再び現れました。美しく特別なこの魚の写真を何枚か撮れましたが、あっという間に闇の中に隠れてしまいました。人として、また自然観察者として素晴らしい経験でした」—ニコラ・チミテラ氏(PHOTOGRAPH BY NICOLAS CIMITERRA, UPY 2017)

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