宇宙と海、両方の不思議を見に行こう 米国フロリダ州

「いつか訪れたい旅先25 2021年版 再び旅立つ日を信じて」第16回

2021.03.08
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米国フロリダ州ケープカナベラルにあるケネディ宇宙センタービジターコンプレックスのロケットガーデン。サターン、ジュノー、マーキュリーレッドストーンなどのロケットが並ぶ。(PHOTOGRAPH BY ROBERT ORMEROD)
米国フロリダ州ケープカナベラルにあるケネディ宇宙センタービジターコンプレックスのロケットガーデン。サターン、ジュノー、マーキュリーレッドストーンなどのロケットが並ぶ。(PHOTOGRAPH BY ROBERT ORMEROD)

 宇宙飛行士を国際宇宙ステーションに送り届けるNASAの商業乗員輸送プログラムがスタートしたことで、米国フロリダ州オーランドの東に延びる大西洋岸は今、宇宙探査の中心地として再び注目を集めている。通称「スペースコースト」と呼ばれる全長約115キロの海岸線には、ケープカナベラル空軍基地の打ち上げ施設とNASAのケネディ宇宙センターがある。

 同センターの観光施設、ビジターコンプレックス(COVID-19による制限つきで開場中)では、スペースX社やボーイング社の宇宙船の打ち上げを見学したり、高くそびえる巨大なロケットの間を歩くことができる。巨大なロケットを見た後は、巨大なアメリカマナティーに会いに、宇宙センターの周囲に広がるメリット島国立野生生物保護区へ行ってみよう。

 旅行会社フロリダ・アドベンチャラーは、広さ約60平方キロの保護区内をめぐるカヤックツアーを提供している。日中は、カヤックからマナティーやイルカの姿を眺めることができる。そして夜のインディアンリバー・ラグーンで待っているのは生物発光。何億匹ものプランクトンが発する光は、まるで別世界のような水中ショーだ(6月〜9月かそれ以降まで)。

「生物発光ツアーでは、水の中で光があらゆる方向にジグザグと走るのが見られます」と、フロリダ・アドベンチャラーのオーナー、ジョシュ・マイヤーズ氏は言う。「日中は、マナティーがカヤックのそばではねたり、水を吹きかけたりしてきます。そうした瞬間は子供たちにとって人生を変えるような経験となり、水中の生き物についてもっと学びたいという気持ちをかき立てるでしょう」

ギャラリー:いつか訪れたい旅先25 2021年版 再び旅立つ日を信じて(画像クリックでギャラリーページへ)
<span style="font-size:15px;font-weight:bold;">アイル・ロイヤル島(米国ミシガン州) 11/25</span><br>(PHOTOGRAPH BY JIM BRANDENBURG, MINDEN PICTURES, NATIONAL GEOGRAPHIC)
アイル・ロイヤル島(米国ミシガン州) 11/25
(PHOTOGRAPH BY JIM BRANDENBURG, MINDEN PICTURES, NATIONAL GEOGRAPHIC)

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※「いつか訪れたい旅先25 2021年版 再び旅立つ日を信じて」ほか、旅の記事は「旅・文化の記事一覧」でまとめてご覧いただけます。

米国フロリダ州オーランドの東に延びる大西洋岸は今、宇宙探査の中心地として再び注目集めている。周辺の野生生物保護区をめぐるカヤックツアーでは、巨大なアメリカマナティーや水中ショーのような生物発光と出会うことができる。

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文=イワン・ワシン、ナショナル ジオグラフィック トラベラーロシア版/訳=北村京子

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