手つかずの自然広がるオーストラリア、タスマニア島

「2020年に行きたい世界の旅先25」第16回

2020.02.15
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
タスマニア島の北東岸にあるファイアーズ湾。先住民のたき火を英国の船乗りが目撃したことがその名の由来だが、地衣類で覆われたオレンジ色の大きな石にも、いかにもふさわしい。(PHOTOGRAPH BY EWEN BELL, NATIONAL GEOGRAPHIC)

行くべき理由:遠く離れているが、野性的で美しい雄大な島へ出かけよう。

知っておきたいこと:かつてはへき地の島と認識されていたタスマニア州は現在、オーストラリアで最も急成長している観光地だ。

 オーストラリア最南端に位置するこの州のいちばんの魅力は、人の手が入っていない自然の美しさであり、これは遠隔地であることと(空港の拡張計画が進行中だが、国際線の就航は数年先になる)、50万人の住民たちの昔から変わらぬ緑を愛する精神の賜物といえる。

 樹齢2000年の樹木に覆われ、悪魔の名をもつタスマニアデビルも暮らすこの島は、まさにアウトドア・アドベンチャーのためにあるような場所だ。絶滅したとされるフクロオオカミが生きているという噂もある。

 トレッキングを終えた旅行者は、この観光地の大半が驚くほどアクセスしやすいことに気づくだろう。車で州を横断するには、わずか4時間しかかからない。どこを拠点にしようとも、自然にどっぷりと浸る機会は常にすぐそばにある。州の半分が国立公園に指定されているのだから、それも当然だ。

おすすめの時期:9月~5月

こちらもおすすめ:ナショジオが提供する12日間の「オーストラリア:タスマニアからグレートバリアリーフ」ツアーは、ホバート、マウントフィールド国立公園、クレイドル山=セント・クレア湖国立公園などを巡る。

参考ギャラリー:2020年に行きたい世界の旅先25(画像クリックでギャラリーページへ)
フォートコーチン(インド)9/25
PHOTOGRAPH BY ATUL LOKE, REDUX

関連記事:
【動画】珍!白いハリモグラを発見、かわいい
先史時代の巨大“カンガルー”は人間に狩られて滅亡していた
タスマニア島の先史時代のような風景

※「2020年に行きたい世界の旅先25」ほか、旅の記事は「旅・文化の記事一覧」でまとめてご覧いただけます。

文=NATIONAL GEOGRAPHIC STAFF/訳=北村京子

おすすめ関連書籍

いつかは行きたい 一生に一度だけの旅 BEST500 第2版

世界でシリーズ累計530万部のベストセラーの最新版が登場! 秘境から名所まで、いま行くべき場所、体験すべきことがこの1冊に。

定価:本体2,800円+税

  • このエントリーをはてなブックマークに追加