女性の一人旅、楽しむコツと注意点とは?

「1.安全が最優先。2.とにかく行く!」ナショジオ読者たちのアドバイス

2020.02.09
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ネパール、ランタン谷のゴサイクンダ湖のほとりを歩く女性ハイカー。一人旅をすると、周囲にある美しいものに、より敏感になれるかもしれない。(PHOTOGRAPH BY ALEX TREADWAY, NATIONAL GEOGRAPHIC IMAGE COLLECTION)
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「勇気あるね!」

 私が一人旅をしていると言うと、一番多く返ってくる反応だ。悪気はないのはわかるが、いまだに女性が1人で旅行すると孤独を感じたり、怖い目に遭ったりするのではないかと思われることには、うんざりする。理想の世界であれば、女性の一人旅は大胆なことでも勇敢なことでもなく、単に個人の好みの問題だろう。私は1人で旅に出るとき、出会う人々から、歩く街路にいたるまで、周囲に対する感覚が鋭くなったように感じる。(参考記事:「旅中毒の始まりは屋久島一人旅」

 それでも、ナショジオの読者に一人旅の教訓を尋ねると、女性たちの半数以上が、危険を避けるコツについて答えた。そして、ミレニアル世代(1980年代から2000年代初頭までに生まれた世代)の女性の26%が一人旅の経験がある一方、どの年代の女性でも、旅の途中で何らかの心細さを感じているのも現実だ。多くの友人たち同様、私も安心のために護身術のレッスンを受けている。もちろん、こうした教室では急所への蹴りやひじ打ちを教えるが、講師たちは、そもそも危険な状況を避けるよう説いている。

 しかし、女性たちがシェアしてくれた体験を読む中で最も心を打ったのは、冒険への情熱と、恐れを乗り越えることだった。それを最もうまく要約しているのが、読者のリタ・ピアソンさんの言葉かもしれない。「その1 安全が最優先。その2 とにかく行く!」

 1000件以上の反響があった中から、知恵と勇気をもらえる力強い言葉を紹介しよう。

安全を確保する

 一人旅の場合、自分の安全は自分で守らなければならない。米国のメサ・ベルデ(コロラド州)やグレートサンドデューンズ(同)といった国立公園で長年トレッキングや写真撮影をしているエレナ・バーネットさんは、安全のため、事前の準備を怠らない。「旅の前には、まず地形図を買います」とバーネットさん。「ルートや目印を予習できますから」。バーネットさんは単独行のハイカーに対し、天候の変化に備えることと、十分な水と救急キットを携帯するよう勧めている。(参考記事:「グランドキャニオン 絶景を撮る5つのコツ 写真16点」

アドバイス:へき地の山道や、携帯電話がつながらない地域に出かける場合、GPS機器があれば友人や家族と連絡を保ち、必要なら助けを呼べる。

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