11月の海外旅行ならここ! スリル満点の祭典5選

炎の祭典から死者の祭りまで、バラエティ豊かな世界のイベント一覧

2019.10.31
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メキシコシティの「死者の日」。音楽、ダンス、衣装、パレード、食べものなどを通し、今は亡き大切な人々に思いを馳せる。(PHOTOGRAPH BY JAIR CABRERA, NURPHOTO/GETTY IMAGES)

 暦の上では冬が始まる11月。寒さが厳しくなるこの季節には、スリルを求めて暖かい場所へ旅に出る人が多くなる。ここでは、11月におすすめの海外旅行先を紹介しよう。メキシコシティで味わえる骸骨の砂糖菓子から、チェンマイでの祈りまで、さまざまな体験が待っている。

死者の魂が帰ってくるとき

11月2日 メキシコ、メキシコシティ

「死者の日」のメキシコシティは、あざやかな色に包まれる。ユネスコの無形文化遺産にも登録されている死者の日は、アステカ文明とカトリックの伝統が組み合わされた祝祭で、この世を去った人々に思いをはせる日だ。マリーゴールドの花と家族の写真を飾る祭壇は「オフレンダ」と呼ばれ、死者とこの世にいる家族や友人とをつなぐ役目を果たす。

「死者のパン」と呼ばれる甘いパンには、アニスの種が使われることが多く、パン生地で作られた骨や骸骨が飾られる。人々は派手なコスチュームをまとってパレードやパーティに繰り出す。(参考記事:「心温まるメキシコのガイコツ菓子」

ギャラリー:「死者の日」 故人に思いをはせる祝祭 写真19点(写真クリックでギャラリーページへ)
死者のための祭壇「オフレンダ」の前でポーズをとる骸骨姿の男女。女性はカトリーナ、男性はカトリンと呼ばれる。オフレンダには写真が飾られ、十字架、ロウソク、花、お香、水などが供えられる。あの世から長い旅をして帰ってくる死者たちへの捧げものだ。(PHOTOGRAPH BY AUSTIN BEAHM, NATIONAL GEOGRAPHIC YOUR SHOT)

テキサスでドイツ南部の伝統を堪能

11月1〜10日 米国、テキサス州ニューブラウンフェルズ

「ひとつ星の州」と呼ばれる米国テキサス州。サンアントニオから車で40分ほどの場所にあるニューブラウンフェルズは、テキサス共和国時代に入植地を探していたドイツ人貴族によって築かれた町で、今でも米国でもっとも古いドイツ系米国人コミュニティであり続けている。

 年に一度行われるヴルストフェストという祭典では、遊園地の乗り物に乗ったり、ザワークラウトというキャベツの漬物と一緒に供されるソーセージやシュニッツェルという肉料理、ジョッキになみなみと注がれたビールなどのドイツ由来の品々を味わったりして、地元の人々が旅行者とともにバイエルンの伝統を祝い合う。(参考記事:「歌や小説にもなった、ドイツ人が愛してやまない料理とは」

次ページ:ロンドン炎の祭典

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