10月にこそ訪れてみたい海外の旅先 厳選5カ所

伝統的な祭りから熱気球フェスまで、見逃せないイベントの数々

2019.10.03
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アルバカーキ国際気球フェスタ。パイロットたちは夜が明けたらすぐに飛び立てるように気球の準備をする。(Photograph by Starcevic, Getty Images)
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 10月は、世界を旅するには最高の時期だろう。街の混雑は落ち着くし、空気は採れたてのリンゴのように爽やかだ。米国の空を高く飛ぶもよし、スペインの地中海沿岸で日光浴をするもよし、見逃せない10月のイベントを紹介しよう。

カナダ、トロント

 この時期ならではの楽しみ:現代アートが街を乗っ取る一夜(10月5日)

 「公園の中にある街」と称されるトロント。古くから市民の台所として親しまれるセントローレンス・マーケットでこの街ならではの味を堪能し、路面電車に乗って賑やかなキャベッジタウンやリトルイタリーを探検した後は、トロントが現代アートの舞台に姿を変える「ニュイ・ブランシュ・トロント」を見に行こう。

「トロントの白夜」という名のこのイベントでは、日没から日の出までの間、地元や国内外から参加した300人以上のアーティストによる、90近い作品が通りを埋め尽くす。今年は14回目の開催だ。この体験ができるのは一夜限りだが、9つの拡張プロジェクトは10月14日まで展示される。(参考記事:「多文化を楽しむ トロント、カナダ」

スペイン、タラゴナ

 この時期ならではの楽しみ:新たな高みを目指す「人間の塔」祭り(10月5日から6日)

 常に人気のバルセロナを避けて、タラゴナへ行こう。スペイン地中海沿岸の景色が見渡せるこの臨海都市には、ユネスコの世界遺産に登録された数多くの遺跡と、カタルーニャの伝統が残っている。10月には、熱心なファンが息を潜めて見守る中、世界中から集まったチームがあり得ないほど高い「人間の塔」を作る競技会が行われる。カタルーニャ語で城を意味する「カステイ」と呼ばれる人間の塔は、ユネスコの無形文化遺産に登録されている。祭りでは、音楽や伝統舞踊のパフォーマンスも披露される。

第27回人間の塔競技会で、人間の塔を作る「カステリェース・デ・バルセロナ」チームのメンバー。(Photograph by Maja Hitij, Getty Images)
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フランス、リヨン

 この時期ならではの楽しみ:150周年を迎える栗祭り(10月5日から11月11日)

 高級レストランのバイキング料理、名所旧跡、流行最先端の店からドキドキするような夜遊びまで、2000年以上も前に建設された都市リヨンは冒険の宝庫だ。この秋、リヨンの栗祭り「ヴォーグ・デ・マロン」は150周年を迎える。初物の焼き栗と季節の白ワインを祝う祭りは、1カ月にわたって続く。童心に帰ってお化け屋敷で逃げ回ったり、この祭りのマスコットと写真を撮ったり、焼き栗を頬張ったりしてはいかがだろうか。(参考記事:「恐怖の瞬間! お化け屋敷でとらえた驚愕の表情 写真16点」

次ページ:国際的な熱気球フェスと流星群

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