いつか乗ってみたい 世界の素敵な地下鉄10選

目を見張るような建築、史跡、驚くべき景観に満ちた駅や路線を紹介

2019.08.12
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台湾、台北の淡水信義線

 台湾の首都、台北の地上と地下の両方を走る台北捷運(MRT)淡水信義線は、ショッピング街、アートギャラリー、人目を引く建築物などが多い路線として知られる。剣潭駅の、巨大なドラゴンボートをイメージした奇抜な駅舎は必見だ。(参考記事:「肉肉しいのに佃煮感覚?台湾の「魯肉飯」」

淡水信義線(通称レッドライン)は、台北で最も長い路線であり、大安森林公園駅のような非常に印象的なデザインの駅がいくつかある。(PHOTOGRAPH BY ROBERT CHG, GETTY IMAGES)

旅のヒント: 台北MRTでは、地元の文化施設や娯楽施設の割引券がセットになった24/48/72時間乗車券が発売されている。

米国、ニューヨーク市のIRTレキシントン・アベニュー線

 マンハッタン島の地下を走るこの路線は、アッパー・イースト・サイド、グランド・セントラル駅、リトル・イタリー、ウォール街などのランドマークを結ぶ。この路線には、ロマネスク・リバイバル建築で知られる旧シティ・ホール駅など、廃止された「幽霊駅」がいくつかある。

旅のヒント: この線を始点から終点まで乗り、マンハッタン島北部のハーレムから南端のバッテリー・パークまで行くと30分ほどかかる。他の路線に乗り換えるときは、メトロカードにチャージするのを忘れずに。地上に出たら、廃線になった鉄道の高架部分を再生して造られた緑豊かな公園、「ハイライン」に向かおう。(参考記事:「特集:マンハッタンの空中公園」

カザフスタン、アルマトイの1号線

 カザフスタン南東部の都市アルマトイを走るKGPメトロポリタン・システムは、劇的なソビエト時代の雰囲気と独立後のデザインや建築様式が溶け込んだ駅舎が特徴だ。ステンドグラスやモザイクの床、手の込んだシャンデリアなどで駅が飾られている。(参考記事:「ソ連の解体後に出現したフシギ建築 写真24点」

カザフスタン、アルマトイの地下鉄の駅では、ソビエト時代と独立後の建築様式の融合が見られる。(PHOTOGRAPH BY ALEXANDR PARFENOV, ALAMY STOCK PHOTO)

旅のヒント: アルマトイメトロの片道料金は80テンゲ(約23円)。地下鉄に乗り、中央バザール(グリーン・マーケット)を見て回ったら、民俗博物館や美術館を訪ねよう。

東京、千代田線

 日本の首都の中心を蛇行して走る「緑色」の路線、東京メトロ千代田線は、代々木公園や上野公園から皇居、独特な流行の最先端である原宿界隈、夜遊びが楽しい六本木まで、この街の最も有名な場所の多くをつないでいる。(参考記事:「東京大都市圏、外国人が見た「欠如」とは」

旅のヒント: 東京メトロの車内アナウンスや案内板には、外国からの訪問者のために英語、韓国語、中国語の翻訳もある。チャージ式のICカード「PASMO」を使えば、地下鉄のほか、JRや私鉄、バスにも乗れる。旅の最後に駅の窓口でカードを返せば、残額とデポジットの払い戻しが受けられる。

次ページ:ナポリの「アートな地下鉄」

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