バルカン半島最大の湖であるシュコダル湖。モンテネグロ、シュコダル湖国立公園の目玉だ。(PHOTOGRAPH BY PHILIPPE ROY, GETTY IMAGES)

行くべき理由:小さな国の成長を手助けしよう。

 モンテネグロのアドリア海沿岸部はすでによく知られているが、人里離れた場所で小旅行したければ、ユネスコの世界遺産に登録されている北西部のドゥルミトル国立公園を目指すといい。ディナル・アルプス山脈の深い森の中で、スリル満点のキャニオニング、きらめく湖へのハイキング、標高約2500メートルのドゥルミトル山最高峰ボボトブ・ククへの登頂に挑戦でき、高地に放牧された牛や羊が草を食べる姿も見られるが、最大の呼び物は、落差1300メートルもあるヨーロッパ最深のタラ渓谷だ。

 山を満喫した後は、沿岸の街ブドバに向かおう。5月27日〜6月1日、2年に1度の「欧州小国競技大会(GSSE)」がモンテネグロで初めて開催される。アンドラ、アイスランド、リヒテンシュタイン、ルクセンブルク、サンマリノ、マルタ、モナコ、キプロス、モンテネグロという9つの小国が参加することになっている。オリンピックとよく似た大会だが、金メダル獲得の確率はオリンピックより高い。

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ギャラリー:2019年、世界のホットな旅先28(画像クリックでギャラリーページへ)
フランス領ポリネシア 11/28
水晶のように透き通った海があるフランス領ポリネシアは、サーフィン、プレジャーボート、ダイビングを愛する人たちの憧れの地。(PHOTOGRAPH BY RYAN MOSS)

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文=MARYELLEN KENNEDY DUCKETT/訳=米井香織