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頭皮をかじり取られたハイガシラアホウドリのひな。南極圏に近いマリオン島で撮影。痛々しい姿から、海鳥が直面している侵略的生物の脅威が伝わってくる。200年前、なんらかの理由からアザラシ猟をする人々によって島に持ち込まれたネズミは、やがて海鳥を食べるようになった。新たな天敵を警戒する本能をもたない鳥たちは、ただじっと座ったままネズミに肉をかじられ、数日後に力尽きる。(PHOTOGRAPH BY THOMAS PESCHAK)
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