おとぎの国へようこそ!ドルドーニュ、フランス

「2019年、世界のホットな旅先28」第5回

2018.12.24
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12世紀に建設されたフランス、ドルドーニュのカステルノー城。中世戦争博物館として公開されている。(PHOTOGRAPH BY GUNNAR KNECHTEL)
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行くべき理由:おとぎ話の世界に入り込む

 絵本に出てくるような城を見れば、ロマンティックな空想にふけりたくなるが、フランス南西部にあるドルドーニュ県の本当の魅力は、長く育まれてきた文化の豊かさだ。2019年に100回目を迎えるフェリブレは、毎年開催されているオック語話者の祭り。フランス語、スペイン語、イタリア語、カタルーニャ語と共通点を持つ言語から料理、音楽、踊りまで、オック語話者に関するあらゆるものを祝福する。

 普段からオック語を話すジャン・ボヌフォン氏は「私たちは自分の国や自分の違いに強い愛着を持っていますが、同時に、すべての人を受け入れる土地柄でもあります」と言う。ドルドーニュは本当にのどかな場所だが、決して旅行に向かないわけではない。車を泊めて、サルラの街を散策するか、夏にカヤックでドルドーニュ川を下るのがおすすめだ。

 また、決して洗練と無縁な場所ではない。ミシュランガイドに載っているレストランが9つあり、高級ホテルやゴルフ場もあり、15の名所が世界遺産に登録されている。しかし、2017年に8700万人がフランスを訪れたことを考えると、ドルドーニュの最もぜいたくな資産は、人があまりいないことかもしれない。

ここも見どころ:「ナショナル・ジオグラフィック・エクスペディションズ」はフランスの旅行プランをいくつか用意している。10日間の「ヒューマン・オリジンズ」ツアーではドルドーニュ、ベゼール渓谷にある先史時代の遺跡を巡る。

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※「2019年、世界のホットな旅先28」ほか、旅の記事は「旅・文化の記事一覧」でまとめてご覧いただけます。

文=MARYELLEN KENNEDY DUCKETT/訳=米井香織

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