“一生に一度級”、世界の絶景星空スポット 6選

アメリカの国立公園から南米、北欧、ボツワナまで

2018.11.09
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ボツワナ、オカバンゴ・デルタの野営地と天の川。(PHOTOGRAPH BY MARK STONE, NAT GEO IMAGE COLLECTION)
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 どこからでも眺められるのが、星空の素晴らしいところ。だが、星空を見るのに適した場所となると、いくつか共通点がある。光害が少ないこと、標高が高いこと、きらめく星たちに照らし出される魅力的な地形があることだ。(参考記事:「天の川見えない人口、欧州60%、北米80%」

 幸運にも、私たちが暮らす地球には、これらの条件を満たす場所がたくさんある。そこで、ナショナル ジオグラフィックの読者たちに、お気に入りの星空スポットをたずねてみた。すると、天の川を堪能できる北米や、幻想的な風景の中に南十字星がまたたくオーストラリアなど、それぞれに魅力的な場所が続々と寄せられた。おすすめの場所を1つだけ選ぶのは難しいため、いくつか紹介したいと思う。可能であれば、すべての場所を訪れ、自分だけのお気に入りを見つけてほしい。(参考記事:「まるで「星の万華鏡」、夜空を行進する天の川を撮影」

アーチーズ国立公園、米ユタ州

「私は写真家として、地元であるオーストラリアのタスマニアなど、世界中の星空を見てきました。しかし、アーチーズ国立公園に勝る場所はありません。ユニークな自然の岩(アーチ)が完璧な額縁となり、夜空を全く新しい風景に変えてくれるためです」―ニプン・ネイヤーさん(参考記事:「もう見られない「失われた絶景」18選」

ウルル、オーストラリア

「星空の下で最高のディナーを楽しんだ後、天文学者の話を聞くことができます。夫にプロポーズされた場所でもあるため、特別な場所として心に残っています」― ベンテ・ハンフリーさん(参考記事:「ウルルと稲妻」

クレスタ・デ・ガリョ島、フィリピン

「電気がなく、携帯電話も通じません。地球全体が漆黒のブランケットに包まれ、そこに無数の穴を開けたような星空でした。自分がちっぽけな存在で、同時に自由な存在だと感じたのは初めてでした。私は文字通り、宇宙を眺めていました。太陽の光や雲に邪魔されることなく、外の世界をただ眺めていたのです。一瞬、地球から放り出され、宇宙空間に浮かんでいるような気分になりました」―ジャヤ・シュリー・ダグマンさん

【ギャラリー】世界の美しい星空スポット 写真12点(写真クリックでギャラリーページへ)
ロッキー山脈ときらめく天の川。米グランドティトン国立公園で撮影。(PHOTOGRAPH BY BABAK TAFRESHI, NAT GEO IMAGE COLLECTION)

アルゼンチン、コルドバ

「電気もなく文明から切り離されたような牧場から見上げる南十字星は最高です。聞こえるのはカエルの鳴き声だけ。ああ、思い出すととても懐かしい気持ちになります」―パトリシア・バルベロさん

ボツワナ

「光害とは無縁で、天の川や南十字星が素晴らしい場所です」―キャスリン・スチュワートさん

スバールバル諸島、ノルウェー

「太陽が昇らない極夜の中でも、11月14日〜1月29日は、太陽の高度がマイナス6度以下になります。この期間、世界は闇に包まれ、満天の星空を楽しむことができます。晴れた日の夜には、驚くほどたくさんの人工衛星が現れます。1時間に100基見ることも珍しくありません。この美しい夜空に、時折、オーロラが彩りを添えます。種子貯蔵庫の先まで少し車を走らせれば、小さな山の斜面にたどり着きます。街の光が届かないこの場所で、アイスクリームを食べながら星空を眺めるのをおすすめします。ただし、分厚いコートを忘れずに」―ティム・ホフ・ルンド・ソーレンセンさん(参考記事:「食の未来を守る種子貯蔵庫」

【ギャラリー】世界のオーロラ 写真9点(写真クリックでギャラリーページへ)
カナダ、マニトバ州のチャイルズ湖上空に出現した新しいタイプのオーロラ「STEVE」と天の川。(PHOTOGRAPH BY KRISTA TRINDER)

文=KELLY BARRETT/訳=米井香織

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