100年前の米国移民排斥、歴史は繰り返す

ナショナル ジオグラフィックが伝えた移民の肖像14点

2017.02.15
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産業界が主催した英語の授業に参加する数千人の移民(Photograph by Underwood and Underwood)

 今から100年前、1917年のナショナル ジオグラフィック誌は、「これほど国民の頭が(米国への移民に対する関心で)いっぱいになった」ことはかつてなかったと述べている。

 第一次世界大戦終結の前年にあたるこの年、米国の連邦議会は「1917年移民法」を可決した。これは米国に入国しようとする移民の流れを徹底的に制限するものだった。 当時、米国に新たな居場所を求めて渡ってきたのは、大半が東欧や北欧、アイルランドの人々だった。米国は歴史的に、ヨーロッパ人が移住しやすい国だったからだ。(参考記事:「欧州の新しい顔」

 この保守的な政策は、米国が移民排斥に向かって踏み出した非常に大きな一歩であったが、もちろんそれが最後ではなかった。

「歴史は繰り返す」。今ほどこの言葉が現実に当てはまる時はないだろう。(参考記事:「メキシコ国境の壁は問題を解決するのか」

 ナショナル ジオグラフィック誌の1917年の特集「外国生まれの米国民」から、当時の移民たちの肖像14点を選りすぐって紹介する。

文=Sarah Gibbens/訳=山内百合子

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