左右対称のブローチ

PHOTOGRAPH BY ROBERT CLARK, NATIONAL GEOGRAPHIC WITH PERMISSION OF HISTORIC ENVIRONMENT SCOTLAND
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ガロウェイの財宝からは、左右対称のブローチがたった1つだけ見つかった。曲線だけで構成され、円形に近い。高貴な男女のためにスコットランドかアイルランドで作られたとみられる。

銀のブローチ

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1100年近く前の銀のブローチ。4つの顔がこちらを見つめている。バイキングは、丹念に埋めた宝物を掘り返すことはなかった。

銀の腕輪

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ところどころ平たくなった銀の腕輪。バイキングの首領が、忠実な部下に褒美として与えたのかもしれない。

凝った細工のブローチ

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布や革に包まれ、他の貴重品とともに豪華な容器に収められていた七王国時代のブローチ。バイキングがこれを珍重していたことが一見してわかる。考古学者のオルウィン・オーウェン氏は、持ち主が細心の注意を払って扱っていたと話す。

貨幣としても使われた?

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発掘地点の上層から見つかった、いくつもの銀の腕輪。バイキングの支配層は銀の一部を切り取って商品を買うなどして、こうした宝飾品を貨幣としても使っていた。

鳥のピン

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金でできた鳥の形の出土品。装飾用のピンか、あるいは中世で、写本を読む際に指で字を汚さないために使った道具かもしれない。

空想の動物のブローチ

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ガロウェイから出土した9個の銀のブローチのうちの1つ。空想の動物が渦状の巻きひげに囲まれてブローチを彩っている。考古学者のオルウィン・オーウェン氏は「これを見ると、胸が高鳴ります」と話す。

十字架

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エナメルが施され、精巧な銀の鎖が巻かれたキリスト教の十字架。ペンダントとして身につけていた。

ルーン文字が刻まれた腕輪

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今後数年で、こうした腕輪からもさらに多くの事実がわかるだろう。この腕輪に刻まれたルーン文字も、これから研究される。

蛇のブローチ

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円盤状の銀のブローチ。絡み合う蛇が複雑な模様を作り出している。

高度な細工

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金属細工師の熟練の技がうかがえる円盤型のブローチ。アングロ・サクソン人の村落からバイキングに奪われたのだろうか。

銀のベルト

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蝶番のついた銀のベルト。書物など、長方形の貴重な品を固定していたのかもしれない。

文=Heather Pringle/訳=高野夏美