火星地図200年の歴史、こんなに進化した15点

観測・探査の進歩とともに、未知の地形があからさまに

2016.11.23
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2016~2020年以降:さらに多くのロボット(と人間?)が火星に乗り込む

 今後も新しい火星マップが作成され、火星に関する新たな事実が明らかにされていくだろう。NASAが現在計画しているミッションの1つに、2018年に火星に着陸機を打ち上げて、地震活動や熱流などを測定することにより火星の内部を調査するマーズ・インサイト(Mars Insight)がある。NASAは2020年にもキュリオシティをベースにした新しい火星探査車を打ち上げる予定になっているし、オバマ大統領は2030年代に火星の有人探査を実現させるという目標を発表している。(参考記事:「2020年、NASAの火星生命探査はこうなる」

 今年10月にはヨーロッパとロシアが共同で行う最初の火星探査ミッション「エクソマーズ」の火星周回機エクソマーズ・トレース・ガス・オービターが無事に軌道に投入され、火星の大気の地図を作ることになっている。周回機と一緒に打ち上げられた着陸機スキャパレリは、ロシアの着陸技術をテストするためのもので、火星の大規模な砂嵐が始まるしくみの解明につながる測定も行う予定になっていたが、着陸に失敗して墜落してしまった。スキャパレリの墜落現場は、NASAのマーズ・リコネッサンス・オービターによって上空から確認された。(参考記事:「欧州発の火星探査機、着陸直前に通信途絶える」

イタリアの天文学者ジョバンニ・スキャパレリの1878年の最初の火星マップの1つ。(MAP COURTESY ARCHIVIO STORICO DELL'OSSERVATORIO ASTRONOMICO DI BRERA)
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人類の火星への旅は、もはや夢物語ではない――。
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文=Betsy Mason/訳=三枝小夜子

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