和歌山・太地でイルカ漁始まる、世界が注視

伝統の追い込み漁に、世界から依然批判の声

2016.09.14
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韓国のクジラ肉
韓国では、捕鯨は法律で禁じられているが、漁師が偶然捕獲した場合は販売が認められている。(Photograph by Nicole McLachlan)
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イヌイットのイッカク漁
グリーンランドでイッカクのヒレを切り取る漁師。前ヒレの肉は珍味で、銛で仕留めた漁師には前ヒレを食べる特権がある。「海のユニコーン」と呼ばれるイッカクは、中世に珍重された。現在、カナダやグリーンランドでは、肉や皮のほか、土産物に加工するための牙を目当てに捕獲されている。 (Photograph by Staffan Widstrand, Corbis)
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ロシア、チュクチ族のコククジラ漁
コククジラを仕留める極東ロシアにすむチュクチ族の漁師。この地域の先住民は、国際捕鯨委員会で捕鯨を許可されているほか、ワシントン条約でも2013年から2018年の間、744頭の捕獲枠が認められている (Photograph by Staffan Widstrand, Corbis)
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日本の捕鯨
2014年に国際司法裁判所が違法と判決を下したものの、日本は科学的調査を目的としたクロミンククジラの漁を継続している。2015年から2016年の漁期中、333頭のクジラを捕獲したが、うち200頭以上が妊娠していた。 (Photograph by Kate Davison, Eyevine, Redux)
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日本の捕鯨
捕鯨船の甲板から海に流れ落ちるクジラの血。日本は、科学調査目的の捕鯨という名目で商業捕鯨をしていると、長年非難されている。(Photograph by Kate Davison, Eyevine, Redux)
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日本のクジラ解体作業
捕獲したクジラを解体する日本の漁師。日本は、南極海で4000頭を捕獲する計画を発表している。クロミンククジラが絶滅危惧種であるとする十分なデータはないが、指定すべきだとする専門家は多い。 (Photograph by Koichi Kamoshida, Getty Images)
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パプアニューギニアのイルカ漁
伝統のイルカ漁が残るパプアニューギニアで、自分が銛で仕留めたイルカの上に座る少年。(Photograph by George Blonsky)
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インドネシア、ラマレラ村のクジラ漁
手こぎ船から跳んで銛を突く、ラマレラ伝統のクジラ漁。マッコウクジラ1頭を仕留めるのに、1日以上かかる。 (Photograph by Fadil Aziz, Corbis)
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イルカの混獲
マダガスカル南岸沖の刺し網に偶然かかったイルカ。世界自然保護基金によると、毎年、約30万8000頭のイルカやクジラ、ネズミイルカが、漁具によって意図せず捕獲されている。 (Photograph by Pete Oxford, Minden Pictures, Getty Images)
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日本、富戸のイルカ漁
イルカを一網打尽にして捕獲する静岡県富戸の漁師(1994年撮影)。国際捕鯨委員会は、小型のクジラやイルカ、ネズミイルカの漁は規制していない。富戸でのイルカ漁はもう行われていないが、今も続いている太地町の漁が、2009年公開の映画『ザ・コーヴ』で紹介されると、国際的な批判の声が上がった。 (Photograph by David Doubilet, National Geographic Creative)
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文=Rachael Bale/訳=倉田真木

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