ライマンナガクビガメ(学名:Chelodina reimanni)は文字どおり長い首をもつ。(Photograph by Joel Sartore, National Geographic Photo Ark/Zoo Atlanta)

 5月23日は世界カメの日。世界に何百種といるカメを保護するために定められた日だ。カメは違法なペット取引、生息地の破壊、地球温暖化によって生存が脅かされている。世界自然保護基金(WWF)によると、ウミガメのほぼ全種が絶滅の危機に瀕しているという。

 カメの日を記念してさまざまなカメの写真を集めてみた。この写真はすべて、世界の貴重な種を記録し続ける写真家ジョエル・サートレイ氏が「Photo Ark(フォト・アーク)」プロジェクトで撮影したものだ。(参考記事:「ポートレートは生命の記録(ジョエル・サートレイ)」

 サートレイ氏はこれまで40カ国を訪れ、6000種以上の動物を写真に収めてきた。白や黒の背景を使い、照明を当てて撮影することで、独特の雰囲気をつくり出している。フォト・アークの目的は人々の意識を自然の世界に向けることだけではない。こういった動物たちを後世まで守るための取り組みでもある。(参考記事:「ぼくらはみんな生きている 動物ポートレート集」

1つより2つ
2つの頭があるキバラガメ(学名:Trachemys scripta scripta)は、米国南東部の川で見つけることができるかもしれない。(Photograph by Joel Sartore, National Geographic Photo Ark)
ギャラリー:驚くほどかわいい、世界のカメ 写真17点(画像クリックでギャラリーページへ)
ワニガメ(学名:Macroclemys temminckii)のメスが20キログラムを超えることは少ないが、オスは100キロを超えることもある。(Photograph by Joel Sartore, National Geographic Photo Ark)

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