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ナショナル ジオグラフィック日本版 2016年1月号

ハゲワシ “嫌われ者”の正体

  • 死んだヌーの気管をむさぼるマダラハゲワシ(Gyps rueppelli)。嫌われ者のハゲワシは実は働き者で、彼らが動物の死骸を食べてくれるおかげで、死骸の腐敗と感染症の拡散が防げる。
  • タンザニアのセレンゲティ国立公園で、シマウマの死骸を独り占めしようと上に飛び乗ったマダラハゲワシ。腐肉を狙うほかのハゲワシたちも集まってきた。彼らにかかれば、シマウマは数分で骨と皮だけになるだろう。
  • 南アフリカのダーバンで売られているハゲワシの頭。伝統療法に用いられる薬の材料だ。脳は乾燥させ、いぶして占いに使われる。この国に生息している8種のハゲワシのうち、6種は絶滅が危惧されている。
  • 食事の最中に一休みしたマダラハゲワシ。くちばしから血が滴っている。首と頭にはほとんど羽毛がない。そのおかげで、死骸の体内に深く頭を突っ込んでも血糊(ちのり)や臓物や糞(ふん)などがこびりつかずに済む。
  • ハゲワシの寿命は野生で30年ほど。つがいは生涯ずっと連れ添うと考えられている。ミミヒダハゲワシ(Torgos tracheliotos)は、特に仲むつまじいことで知られる。
  • 死骸をめぐっては、ほかの動物と、また仲間のハゲワシ同士で激しい奪い合いを演じる
  • セレンゲティで、ヌーの死骸にありついたキンイロジャッカルが、おこぼれを狙うコシジロハゲワシの若鳥を追い払う。ジャッカルやハイエナなどの陸生の肉食動物は縄張りが限られているが、ハゲワシは上空から広い範囲を見渡し、35キロ先の死骸も見つけられる。
  • セレンゲティでマダラハゲワシの若鳥がシマウマの死骸を食べようと首を伸ばす。大きく力のある成鳥たちが食べたい肉を腹いっぱい食べ、残った皮や骨を若鳥や小型のコシジロハゲワシが食べる。
  • 南アフリカのマガリースバーグ近郊に設けられた人工の営巣地で、にらみを利かせるケープハゲワシ(Gypscoprotheres)。こここはハゲワシの保護団体「バルプロ」が運営し、繁殖や研究、保護鳥の回復に利用される。
  • バルプロの創設者ケリー・ウォルターが、電線にぶつかって翼を傷めたケープハゲワシを抱えて、動物病院を訪れた。密猟者による毒殺は最大の脅威だが、電線にぶつかる事故も深刻な問題だ。保護活動家たちは、野鳥が電線に衝突しないような対策をとってほしいと電力会社に働きかけている。
  • 農薬のカルボフランは、100グラムでハゲワシ100羽を殺せる。摂取したすぐ後か、少量の摂取であれば、解毒剤を投与し、毒素を吸着する炭を食べさせれば助かることもある。
  • バルプロの施設に保護されていたコシジロハゲワシは、回復した後、野生に返された。

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