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ナショナル ジオグラフィック日本版 2016年3月号

迫害されるイラクの少数派

  • 生後8カ月の息子ビワ(クルド語で「家がない」の意)に母乳を与える、18歳の母親ズィーナ。2014年8月3日の朝7時、彼女が暮らしていたイラク北西部シンジャール山麓の村がISに攻撃され、家族とともに山へ避難した。以降、わずかな食料支援を頼りに、山中の空き家に住み続けてきた。3年前に結婚した夫のアリは、IS戦闘員に射殺された。「夫はシンジャールで亡くなり、ここで眠っているんです。だから、何があってもここから離れたくありません」
  • 2015年6月、クルド人自治区の軍隊ペシュメルガに所属するヤジディの20代の男性が、ISとの戦闘で死亡した。その葬儀で親族や友人が涙を流す。
  • 2014年8月にIS戦闘員に拉致された15歳の少女サラ(仮名)。翌年1月、監禁されていた家を幸運にも脱出でき、家族が暮らすドホークの難民キャンプへ移った。
  • 朝早く起床して、川まで飲み水をくみに来たヤジディの女性たち。2014年8月3日に故郷の村がISに攻撃されて以降、シンジャール山に避難し、ISに包囲されるなか、山中の空き家で暮らしてきた。支援物資や食料は限られ、多くの子どもたちが餓死した。衣服や金の装飾品を売るなどして、食料を手に入れたという。
  • 生後10カ月の息子シャルバール(クルド語で「戦士」の意)をゆりかごに乗せてあやす母親のグズィ。「8月3日未明に村が攻撃され、朝7時にシンジャール山を目指して逃げました。午前10時に山頂に到着すると、突然陣痛が始まったのです」。30分後には息子を出産した。最初の9日間は野宿していたが、その後空き家を見つけた。
  • テントの中に掲げられているのは、ヤジディの人々にとって平和の象徴で、家の守り神でもある「ボクジック」。母親のバハールは、朝起きると6歳の娘スハンを抱え、そこにキスをさせる。村がISに攻撃されてから、ずっとシンジャール山で生活してきた。公務員だった夫と息子は、ISと戦うためにヤジディ独自の部隊に加わった。

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