フラッシュバック

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世界の百年

- DECEMBER 2015 -

高いところはお任せ!

 これは、米国ニューヨークの街を上空から撮影した1951年の写真。エンパイア・ステート・ビルの上に建設中のテレビ・アンテナが、中央付近に写っている。ルーペで拡大してみると、その中ほどで、身を乗り出している男性がいる。北米の先住民、モホーク族の作業員だ。


 1880年代の終わり頃、あるカナダの企業が橋を建設するため、モントリオール近郊の居留地に住むモホーク族を雇った。高所でも物おじしないその仕事ぶりが評判となり、以来彼らは、米国の建設現場からも引っぱりだこの存在になった。


 100年以上にわたり、橋やビルなど、ニューヨークのほぼすべての建築プロジェクトに携わってきたモホーク族。彼らは敬意をこめて「スカイ・ウォーカーズ(空を歩く人々)」と呼ばれている。

――パトリシア・エドモンズ

写真=PUBLICITY ASSOCIATES, NEW YORK CITY/NATIONAL GEOGRAPHIC CREATIVE

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