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ナショナル ジオグラフィック日本版 2015年12月号

聖母マリア 愛と癒やしのパワー

  • 聖母の出現で一躍有名になった、ボスニア・ヘルツェゴビナのメジュゴリエ村。日暮れ時になると、宗教も国籍も異なる人々が祈りを捧(ささ)げに集まってくる。訪れる巡礼者の数は、年間100万人に及ぶ。
  • 老いも若きも聖母マリアを慕ってやまない。ポーランドのカルバリア・パツワフスカで8月に行われる聖母被昇天のミサで、マリア像を囲むのは白いドレスの少女たち。聖母被昇天の行事は1週間続く。
  • ウクライナのアンナ・ピドリスナは聖母マリアの幻視を体験し、メジュゴリエにやって来たという。聖母の出現のほか、「回転する太陽」の目撃談も多い。だが物理学者アルトゥル・ビロフスキーは、雲の中で帯電した氷の結晶が振動し、そこに太陽光線が反射・屈折すれば起こりうる現象だと、科学的に説明する。
  • メジュゴリエ村で、1体4000円前後で売られているマリア像。聖母が出現するというこの村を、多くの巡礼者が訪れる。
  • メキシコに出現した聖母マリア「グアダルーペの聖母」はこの国の守護聖人で、12月12日に盛大な祝祭が行われる。聖母像を抱いて首都を目指すのは、24歳のフェリペ・メンデス。
  • フェリペと同じく聖母像を抱いて首都を目指す16歳のエステル・シルバ。巡礼者は何日も歩き続け、聖母の救いや祝福を求める祈りや、感謝を捧げる。
  • プエブラの町で、グアダルーペ聖母祭のために聖母の肖像画とバラの花を運ぶ巡礼者。伝承によると、聖母は1531年にインディオの男性の前に現れ、現地のナワトル語で呼びかけた。冬にバラを咲かせ、マントに聖母の姿を現した奇跡は、多くのメキシコ先住民をカトリックに改宗させた。
  • マリアにはさまざまな顔がある。ハイチの黒い聖母「エジリ・ダント」の起源は、ハイチ革命以来、人々に畏敬されてきたブードゥー教の精霊だ。踊り手たちが集まり、エジリ・ダントをたたえる真夜中の儀式を待つ。
  • フランスの小さな町ルルドは、聖母マリアの出現と数多くの奇跡であまりにも有名だ。余命宣告を受けた末期患者や、病気や障害に苦しむ人々が癒やしを求めて訪れ、その数は年間約8万人に及ぶ。
  • エジプトのミニヤーにあるデイル・アル・アドラー修道院。エジプトに逃れてきた聖家族が滞在したとされるこの場所で、イスラム教徒とキリスト教徒がともにろうそくを供え、毎年開かれる聖母祭に200万人が足を運ぶ。
  • 聖母の肖像画に触れようと背伸びする少年。マリアはコーランにも登場し、「イスラム教徒にとってもなじみ深い存在です」と、デイトン大学のローテン神父は語る。「キリスト教とイスラム教に限らず、マリアを敬愛する集団は、契約の母という価値観を共有しているのです」

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