• ネパールのムスタン郡、吊り橋を彩るチベット仏教の祈祷旗。ここはヒマラヤにおける有名なトレッキング・ルートだ。(PHOTOGRAPH BY ALIAKSANDR MAZURKEVICH, ALAMY STOCK PHOTO)

  • 中央ネパールにて、アンナプルナのベースキャンプから下山するトレッカーたち。(PHOTOGRAPH BY KRIANGKRAI THITIMAKORN, GETTY IMAGES)

  • 上ムスタン地方にあるローマンタンの街は、何百年と変わらぬ姿を保つ。しかし、道路建設によって大きく変容する可能性がある。 (PHOTOGRAPH BY FRANK BIENEWALD, LIGHTROCKET/GETTY IMAGES)

  • 重いかごを背負って街を歩く二人の女性。道路ができる前、ムスタンの人々にとっては徒歩がほぼ唯一の交通手段だった。(PHOTOGRAPH BY GILLES SABRIE, T​HE NEW YORK TIMES/REDUX)

  • ネパールのガーミにて、瞑想のための仏舎利塔を囲む家畜。(PHOTOGRAPH BY ANDREAS HUB, LAIF/REDUX)

  • 土埃の舞う道路を走るバス。カリガンダキ川に沿ってムスタンと首都カトマンズを結ぶ道路だ。(PHOTOGRAPH BY FRAZER WALLER, LOOP IMAGES/UNIVERSAL IMAGES GROUP/GETTY IMAGES)

  • ネパールのムスタン地域を歩く僧侶たち。ヒマラヤの峰々が遠くに見えている。 (PHOTOGRAPH BY ANDREAS HUB, LAIF/REDUX)

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 ネパール中北部に位置する、かつての「ムスタン王国」(現在はダウラギリ県ムスタン郡)。切り裂かれたような岩の大地に、雪を頂く山々。色鮮やかな祈祷旗がはためき、レンガ色の修道院がそびえる。チベットと境を接するこの秘境へのトレッキングは、旅人たちの人気を集めている。

 しかし、ネパール全域でそうであるように、ムスタンにも変化の波が訪れている。国が急速にすすめる道路建設計画によって、風景のみならず住民の暮らしや旅のあり方まで変化しつつあるのだ。

文=Michael Shapiro/訳=桜木敬子

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