特集ギャラリー:内戦の傷を癒やすコロンビア(2018年1月号)

コロンビアの麻薬王パブロ・エスコバルが所有していた広大な土地に建てられた遊園地。ゲートの上に飾られた飛行機は、かつてコカインの密輸に使われたものだ。PHOTOGRAPH BY JUAN ARREDONDO
パラミリタレスによって家を追われ、17歳でFARCに加わったアントニオ。22歳で仲間と武器を捨てることを考え始め、その後1年足らずで和平協定が調印された。元ゲリラたちは、かつて自分たちが襲撃した町に暮らし、再出発を試みている。PHOTOGRAPH BY JUAN ARREDONDO
西部の町キブドで、武器を押収するパトロール中の国家警察官。この酒場は後に閉鎖された。和平交渉が進むにつれて、コロンビア国内では警察が麻薬と武器の一掃を図り、暴力と犯罪が減少した。 PHOTOGRAPH BY SEBASTIAN LISTE
西部の都市メデジンのバーでナイトライフを楽しむ人々。麻薬組織が牛耳っていた時代では考えられない光景だ。当時はコカインの取引額が年間約4600億円に達し、暴力がはびこっていた。PHOTOGRAPH BY JUAN ARREDONDO
約3割が女性というFARCの構成員が、2016年9月、集会で余興のダンスを楽しむ。かつては極秘に集まって計画を練ったが、和平交渉が進むにつれてジャングルから姿を現し、集会には数百人が参加した。PHOTOGRAPH BY JUAN ARREDONDO




