キジー・ポゴスト オネガ湖に浮かぶ細長いキジ島に、おとぎ話に出てきそうなかわいらしいふたつの木造教会が建っている。(PHOTOGRAPH BY CATHRINE STUKHARD, LAIF/REDUX)
「金の山」アルタイ山脈 シベリア南部に広がる160万ヘクタールのアルタイ山脈には、一時は絶滅の危機に瀕していたユキヒョウをはじめ数多くの希少な野生生物が生息している。(PHOTOGRAPH BY KIRILL KUKHMAR, TASS/GETTY IMAGES)
デルベント カスピ海を望む山腹に立つデルベントの要塞は、5世紀から現在に至るまで様々な帝国の栄枯盛衰を見つめてきた。(PHOTOGRAPH BY ELENA ODAREEVA, ALAMY STOCK PHOTO)
ヤロスラブリ ヤロスラブリの歴史は10世紀まで遡るが、18世紀末、皇帝エカチェリーナ2世による大規模な都市再開発計画により、新古典主義のモデル都市として生まれ変わった。(PHOTOGRAPH BY DE AGOSTINI, GETTY IMAGES)
ボルガル ボルガ川のほとりにある中世の町ボルガル。今も残るモスクやカザン・ハンの宮殿と神殿は、この地におけるイスラム教の歴史を物語っている。(PHOTOGRAPH BY YULIA BABKINA, ALAMY STOCK PHOTO)
クルシュー砂州 バルト海とクルシュー潟を隔てる細長い半島。激しい風と波にさらされながらも、有史以前から人々はこの地に住み続けている。(PHOTOGRAPH BY VLADIMIR SMIRNOV, TASS/GETTY IMAGES)
スヴィヤシュスクの聖母被昇天大聖堂と修道院 ボルガ川、スビヤガ川、シュスカ川の合流地点にある島に16世紀に建てられた大聖堂と修道院は、ロシア帝国の拡大を象徴する存在だった。現在は、東方正教会のフレスコ壁画の貴重なコレクションが有名。(PHOTOGRAPH BY YULIA BABKINA, ALAMY STOCK PHOTO)
フェラポントフ修道院群 ロシア北西部の小さな丘に建つ修道院は、14世紀の創設以来、政治的影響を受け続けてきた。(PHOTOGRAPH BY NIKOLAY MUKHORIN, ALAMY STOCK PHOTO)
バイカル湖 シベリア南部にあるバイカル湖は、世界一古く(2500万年前)、世界一深い(1700メートル)淡水湖。(PHOTOGRAPH BY DAVID GILKEY, NPR/REDUX)
カムチャツカ火山群 活動中の火山でありながら氷河に覆われているという、世界でも珍しい火山群。(PHOTOGRAPH BY YURI SMITYUK, TASS/GETTY IMAGES)
プトラナ高原 シベリア中央にある190万ヘクタールのプトラナ高原は、北極圏と亜北極圏の生態系を有し、雄大な景色、山々の峰、手つかずの湖や川が広がる。(PHOTOGRAPH BY SERGEY DROZD, ALAMY STOCK PHOTO)
トロイツェ・セルギー大修道院の建造物群 モスクワ北東部セルギエフ・ポサドのトロイツェ・セルギー大修道院は、ロシア教会建築の「珠玉」とされ、14世紀まで遡る軍事・宗教建築を代表する建造物である。(PHOTOGRAPH BY JONATHAN IRISH, NAT GEO IMAGE COLLECTION)
サンクトペテルブルク ピョートル大帝によって18世紀に築かれたサンクトペテルブルクは、比較的若い町ではあるものの、その歴史は波乱に満ちていた。また、美しい建築の宝庫でもあり、バロック様式や新古典様式が入り混じった宮殿や大聖堂、街並みが有名。「北のベネチア」とも呼ばれている。(PHOTOGRAPH BY MILES ERTMAN, ROBERT HARDING/NAT GEO IMAGE COLLECTION)
赤の広場 モスクワにある赤の広場は、間違いなくロシアで最も有名な場所といっていい。厳重に警備されたクレムリン宮殿と色鮮やかな聖ワシリイ大聖堂に囲まれ、13世紀以降激動のロシア史を彩る数々の事変や政変が、この広場で繰り広げられた。(PHOTOGRAPH BY MILES ERTMAN, ROBERT HARDING/NAT GEO IMAGE COLLECTION)
シュトゥルーヴェの測地弧 地球の大きさと形を正確に測ることを目的とした世界的な測量事業の一環として、バルト海北部のゴーグラント島に置かれた観測地点。(PHOTOGRAPH BY ARCTIC PHOTO, ALAMY STOCK PHOTO)
ウランゲリ島保護区 北極圏のワンダーランド、ウランゲリ島保護区は、ホッキョクグマ、セイウチ、レミング、トナカイ、さらにはメキシコから回遊してくるコククジラなど、美しい自然と野生生物の宝庫だ。(PHOTOGRAPH BY GABRIELLE & MICHEL THERIN-WEISE, ROBERT HARDING/NAT GEO IMAGE COLLECTION)
コローメンスコエの昇天教会 後に「イワン雷帝」として知られるようになる王子の誕生を祝って、1532年に建造された。(PHOTOGRAPH BY MIKHAIL METZEL, TASS/GETTY IMGAES)
ソロヴェツキー諸島 白海の西に浮かぶソロヴェツキー諸島は、隔絶された厳しい自然環境のため、修道院や流刑地、ソビエトの刑務所が置かれてきた。(PHOTOGRAPH BY RAUL TOUZON, NAT GEO IMAGE COLLECTION)
ノヴゴロド 中央アジアと北ヨーロッパを結ぶ戦略上重要な交易地という好条件から、9世紀にロシア最初の首都が置かれた。(PHOTOGRAPH BY MICHAEL RUNKEL, ROBERT HARDING/NAT GEO IMAGE COLLECTION)
ノヴォデヴィチ女子修道院 モスクワ川のほとりに建てられたロシアバロック様式のエレガントな修道院群。(PHOTOGRAPH BY IVAN VDOVIN, ALAMY STOCK PHOTO)
レナ川の石柱自然公園 レナ川の土手にそびえ立つ巨大な石柱は、数千万年に及ぶ氷食作用によって今のような姿になった。(PHOTOGRAPH BY PANTHER MEDIA GMBH, ALAMY STOCK PHOTO)
シホテアリニ シホテアリニ山脈中央には、タイガと亜熱帯の自然が交じり合った特殊な環境により、驚くほど多様な生物が生息している。(PHOTOGRAPH BY YURI SMITYUK, TASS/NAT GEO IMAGE COLLECTION)
カザン・クレムリン ロシアで唯一現存するタタール要塞。10世紀に建てられたカザン・クレムリンは、この地域がかつてイスラム勢力の支配下にあったことを物語っている。(PHOTOGRAPH BY ANDREY RUDAKOV, BLOOMBERG/GETTY IMAGES)
コミ原生林 ウラル山脈にある、320万ヘクタールに及ぶ手つかずの原生林。(PHOTOGRAPH BY SERGEY DROZD, ALAMY STOCK PHOTO)
オヴス・ヌール盆地 モンゴルとロシア連邦トゥヴァ共和国にまたがるオヴス・ヌール盆地は、広大な塩湖を中心とし、寒冷砂漠、草原、湿地、森林が広がる。(PHOTOGRAPH BY PHOTO12, UIG/GETTY IMAGES)