イタリア 28年間たった1人でイタリアのブデッリ島に住み続けるマウロ・モランディ氏。「私がこの島で最も愛するものは、静けさです」と彼は語る。(PHOTOGRAPH BY MICHELE ARDU) (参考記事:「28年間たった1人で彼が孤島に暮らし続けた理由」)
メキシコ コリマ山から立ちのぼる噴煙の柱で、夜空の星が消え、稲妻が闇をつんざく。2017年の「National Geographic Travel Photographer of the Year」で大賞を受賞した作品。(PHOTOGRAPH BY SERGIO TAPIRO VELASCO)
インド ぎゅうぎゅう詰めの人々をかき分けて、列車内で食べ物を売る男。インド最長の路線を走るヴィベク・エクスプレスの2等車両で。(PHOTOGRAPH BY MATTHIEU PALEY)
韓国 平和列車DMZトレインに乗る韓国兵と観光客。ソウルから、非武装地帯(DMZ)に最も近い終着駅へと向かう途中だ。(PHOTOGRAPH BY DAVID GUTTENFELDER, NATIONAL GEOGRAPHIC)
スペイン 潰れたトマトの上で体を滑らせる男。スペイン、バレンシア州ブニョールで行われる毎年恒例のトマト祭り「トマティーナ」で。(PHOTOGRAPH BY BIEL ALINO, CORBIS/NATIONAL GEOGRAPHIC CREATIVE)
米国 土埃の舞う農地の上でらせんを描く、巨大積乱雲スーパーセル。米テキサス州ラメサの近くで。(PHOTOGRAPH BY MIKE OLBINSKI)
イラン 朝日を浴びたステンドグラスが、床に敷かれたペルシャ絨毯に光の万華鏡を描いている。このような光景はモスクでは珍しい。イラン、シーラーズにあるナスィーロル・モルク・モスクで。 (PHOTOGRAPH BY RICHARD I'ANSON, GETTY IMAGES)
スロベニア コシュタ山脈のヴェリキ・ヴルフ山の向こうに日が落ちる。この山道は、オーストリア国境を渡る際に使われる景色の良い、「知る人ぞ知る」道だ。(PHOTOGRAPH BY CIRIL JAZBEC)
アイスランド アイスランド西部スナイフェルス半島にあるキルキュフェトル山。その山上にオーロラの明かりが降り注ぐ。(PHOTOGRAPH BY BABAK TAFRESHI, NATIONAL GEOGRAPHIC CREATIVE)
カリブ海 世界最大クラスのクルーズ客船「ハーモニー・オブ・ザ・シーズ」には、洋上で最も高いウォータースライダーなど、さまざまな大型スライダーが設けられている。(PHOTOGRAPH BY ALBERTO BERNASCONI)
モロッコ モロッコ南西部、シディイフニ近くのレグジラビーチには、赤い岩のアーチが2本突き出ている。その片方が2016年、巨大な崖の重みに耐えかねて崩れ落ちた。この地をよく訪れていたサーファーなど数少ない事情通の人々は、それを知って嘆き悲しんだ。(PHOTOGRAPH BY ZZVET, GETTY IMAGES) (参考記事:「もう見られない「失われた絶景」18選」)
エチオピア エチオピア東部の都市ハラールは、路地が迷路のように走り、その壁はカラフルに塗られている。(PHOTOGRAPH BY DAVID KIRKLAND)
日本 新宿御苑で今年初めて散った桜の花びらの上を、足早に歩く警備員。(PHOTOGRAPH BY ALBERT BONSFILLS)
クロアチア この両翼を持つ巨大なモニュメントは、旧ユーゴスラビア、ポトガリチにある。その下に設けられた聖堂には、第2次世界大戦中に近所の病院で亡くなった何百人ものパルチザン(民兵)の遺体が眠っている。(PHOTOGRAPH BY SYLVAIN HERAUD)
米国 ハワイ、オアフ島コオラウ山脈を見渡すハイカー。(PHOTOGRAPH BY RYAN MOSS)
アルバニア オフリド湖の端にあるギリシャ正教の礼拝堂。かつては掩蔽壕として使われた。(PHOTOGRAPH BY ROBERT HACKMAN)
米国 ネバダ州で毎年開かれるフェスティバル「バーニングマン」の参加者が竹馬に乗り、高くそびえた構造物を後に砂漠へと歩いていく。(PHOTOGRAPH BY AARON HUEY)
イタリア ミラノの象徴的建物の一つである大聖堂、ドゥオーモ。ここは近代の欧州でも最大級の教会で、2万以上の人を収容できる。(PHOTOGRAPH BY ANDREA FRAZZETTA)
モザンビーク モザンビーク島にあるサン・セバスティアン要塞付近の浜辺に、日が落ちる。ここはサハラ以南にあるアフリカ最古の常設要塞だ。地元の人々は、暑さが和らぐのを待ち、ローズ・ゴールドに光る海で泳ぐ。(PHOTOGRAPH BY LUCA LOCATELLI)
イエメン 世界遺産シバームの旧城壁都市は、高層の建物が建ち並ぶ世界最古のメトロポリスだ。(PHOTOGRAPH BY GEORGE STEINMETZ, GETTY IMAGES)
メキシコ 結婚を祝うためのパレードが開かれている。メキシコ南部の州都オアハカにて。(PHOTOGRAPH BY ADAM WISEMAN)
ドイツ ノイシュバンシュタイン城は、米アナハイムのディズニーランドにある「眠れる森の美女の城」のモデルにもなった。ここはその昔、19世紀のバイエルン王ルードヴィッヒ2世の隠れ家でもあった。国の富の大半を使って城を築いた。(PHOTOGRAPH BY RUDY BALASKO, GETTY IMAGES)
米国 16世紀から続くサーカス一家の子孫、カタリナ・リーベルの体が、アフリカゾウ「ノウジー」の口からぶら下がっている。イリノイ州マトゥーンで開いた「Great American Family Circus」の興行にて撮影。現在、リーベルのサーカス団を排斥する運動が激化している。このサーカス団が動物愛護に違反した行動を多数行っていると、米国農務省が発見したからだ。これらの違反行動は、獣医の診察を受けさせず、監禁し、餌もろくに与えなかったなど、ノウジーの世話の怠慢に関係した内容が多い。(PHOTOGRAPH BY BRIAN LEHMANN)
チュニジア ラ・グリバ・シナゴーグを飾るステンドグラスの向こうをのぞく少女。このユダヤ教の礼拝堂は、紀元前500年頃に建てられたとされている。(PHOTOGRAPH BY DANIELLE VILLASANA)
チリ バグアレーロと呼ばれるチリのカウボーイは、自然と深く結ばれており、親のようにやさしく馬の面倒をみる。(PHOTOGRAPH BY MICHAEL GEORGE) (参考記事:「パタゴニアのカウボーイ」)
アイルランド ダブリン市の東に突き出た半島ホースの漁村。漁船の上で、2人の男が精を出して働いている。(PHOTOGRAPH BY KIERAN DODDS)
イスラエル エルサレムのダマスカス門やメア・シェアリームという地域に来ると、この町の多文化性への見聞を深めることができる。(PHOTOGRAPH BY YORAY LIBERMAN)
英国 全身黒ずくめの「ウィットビー・ゴス・フェスティバル」の参加者が、ウィットビー修道院跡の外を散歩している。このフェスティバルは、英国最大のサブカルチャー、ゴスの祭典だ。(PHOTOGRAPH BY OLI SCARFF, AFP/GETTY IMAGES)