2021年8月、ベルリンの屋外のテクノパーティーで、立ち込める煙の中、ライトの光を浴びてダンスに興じる人々。(PHOTOGRAPHS BY RUBÉN SALGADO ESCUDERO)
2021年8月、ベルリンのクラブの前で、移動式検査サービス「コロナ・バイク」を利用して、無料のコロナ抗原検査を受けるパーティー参加者。この民間事業では、この夏の間、一日で平均1000人のクラブ入店者に対して検査を実施した。(PHOTOGRAPHS BY RUBÉN SALGADO ESCUDERO)
2021年9月、屋外ダンスイベント会場に向かうフェリーに乗船した人々。イベントへのフェリーに乗船するには、コロナ検査の陰性証明か、ワクチン接種完了証明または最近コロナに感染して回復したという証明が必要だ。(PHOTOGRAPHS BY RUBÉN SALGADO ESCUDERO)
ベルリンで開催された屋外のテクノイベントで抱き合うカップル。(PHOTOGRAPHS BY RUBÉN SALGADO ESCUDERO)
再統一されたドイツの首都ベルリンは、世界有数のクラブカルチャーの拠点だ。(PHOTOGRAPHS BY RUBÉN SALGADO ESCUDERO)
ベルリン育ちのスタイリスト兼アートディレクター、ソフィー・アイレンベルガーさん。「人間は生まれた時からリズムに合わせてダンスをしてきたのです。楽器がドラムかドラムマシンかということは問題ではありません」(PHOTOGRAPHS BY RUBÉN SALGADO ESCUDERO)
ベルリンのクラブ「リッター・ブツケ」でキスを交わすカップルと、通り過ぎるマスク姿の客。(PHOTOGRAPHS BY RUBÉN SALGADO ESCUDERO)
戦間期のワイマール時代も、ベルリンのクラブは過激だった。1934年、ジャズ喫茶「シング・シング」でアメリカ風の囚人の格好でどんちゃん騒ぎをする人々。 (PHOTOGRAPH BY NEW YORK TIMES CO., GETTY IMAGES)
老舗のテクノクラブ「ヴィルデン・レナーテ」で、屋内スペースの再開に向け、ベルリン市の新たな基準を満たすように換気システムを改修する建設スタッフ。屋外スペースを持たない他のクラブと同様に、このクラブは、パンデミックによる休業期間を利用して、建物の改修、増築、改善を実施した。(PHOTOGRAPHS BY RUBÉN SALGADO ESCUDERO)
独ベルリンのクラブ「キットカット」に集まった「ベルリン・クラブコミッション」のメンバー。ベルリン・クラブコミッションは、320名の会員を擁し、世界で最初かつ最大規模のクラブ運営者やイベント企画者の地域団体だ。(PHOTOGRAPHS BY RUBÉN SALGADO ESCUDERO)
パンデミックでクラブが休業すると、不満を抱いた市民たちが街路でダンスに興じるようになったので、市当局は、クラブの休業よりも適切な選択肢を提供しなければならないことを認識した。「クラブではだれもが平等で、そこにいる権利があります。エリートグループなどありませんし、入場料が50ユーロ(約6400円)を超えることはありません。そんなことをすれば、クラブの基本的理念に反するからです」こう話すのは、ベルリンの伝説的DJ兼プロデューサーのジェイコブ・ドーブ・バスカーさん、またの名はジェイク・ザ・ラッパー。(PHOTOGRAPHS BY RUBÉN SALGADO ESCUDERO)
トマス・ベネディクスさんは、DJデュオ・パンポットのひとり。普段は2万人のファンの前でイベントを盛り上げるが、ベルリンのクラブで屋内スペースが再開されるまでは、自宅の居間からライブストリーミングを行った。妻のメレリンデさん、子どもたちもダンスを楽しんだ。(PHOTOGRAPHS BY RUBÉN SALGADO ESCUDERO)
コンサート会場として知られるアリーナ・ベルリンは、パンデミックでワクチン接種会場となった。スタッフの大半は、クラブなど夜間の仕事に従事していた人々だ。(PHOTOGRAPHS BY RUBÉN SALGADO ESCUDERO)
アリーナ・ベルリンのワクチン接種センターで、1回目の接種を受けるクヌジャンセン・イハンセンさんと息子のジャスティン君、スパイク君。ピーク時には、この会場で1日に4000人が接種を受けた。(PHOTOGRAPHS BY RUBÉN SALGADO ESCUDERO)
ベルリンのクラブ「リッター・ブツケ」で、マスク姿で踊る人々。パンデミックがもたらした光景だ。(PHOTOGRAPHS BY RUBÉN SALGADO ESCUDERO)
2021年8月、ベルリンで、クラブ常連のニコラス・イザヤ・キング・ローズさんが撮影のためにポーズを取る。米フロリダ州出身でベルリン在住の彼は、プロのバレエ・ダンサー、指導者、振付家、チェロ奏者であり、モデルでもある。(PHOTOGRAPHS BY RUBÉN SALGADO ESCUDERO)
クラブ「リッター・ブツケ」の中庭を照らすディスコ・ボール。政府は、最近になってクラブを文化施設として認定した。(PHOTOGRAPHS BY RUBÉN SALGADO ESCUDERO)