歴史的に重要な木や、何らかの意味がある木を訪れると、自然の驚異とつながっているような感覚を覚える。木は私たちの想像力を刺激し、有名な本のインスピレーションの源となったり、崇拝の対象、歴史の証人といった役割を果たすこともある。また、森林浴という言葉があるように、木のそばでマインドフルな時間を過ごせば、心身を癒やし、幸福を感じることができる。

 このギャラリーでは、1000年近く前からフランスの聖地に立つ古木や、サッカー場を覆いつくすほど枝葉を広げたブラジルのカシューの木など、はるばる訪れる価値がある世界の木々を紹介する。

文=KEVIN JOHNSON/訳=米井香織

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