• ストーンヘンジが、雪に覆われた英国イングランドのソールズベリー平原に鎮座する。後期新石器時代の遺跡群の一部であり、4500年前に造られた。(TOM MACKIE/AWL IMAGES)

  • 磨かれた片麻岩でできた合成こん棒の頭部。ストーンヘンジの近くで発見。(KEN GEIGER/NG IMAGE COLLECTION)

  • 「オーブリー・ホール」と呼ばれる穴は全部で56個。ストーンヘンジを囲む土塁のすぐ内側に円形に掘られている。20世紀前半の調査では遺骨を収めた袋の留め具とともに火葬された人骨が見つかり、2008年の再発掘の際にはVII号穴から支配層と思われる25人の遺骨が見つかった。遺骨は紀元前3000〜2450年のものであり、ストーンヘンジが新石器時代のヨーロッパ有数の火葬場だったと立証された。埋葬者の40%ほどは地元出身ではなかった。ストーンヘンジを構成するブルーストーンが切り出されたウェールズから来た人々ではないかとの説がある。(SERGIO AZENHA/ALAMY/ACI)

  • 第1段階(紀元前3100〜2935年)
    ストーンヘンジは最初、環状に築かれた二重の土手とその間の溝が完成した。その内側には56個の穴(「オーブリー・ホール」)が掘られた。確証は得られていないものの、穴には木柱が立っていたのではないかと考えられている。(ILLUSTRATION BY 4D NEWS)

  • 第2段階(紀元前2640〜2480年)
    現在有名なストーン・サークル(環状列石)が造られたのはこの頃だ。中心にはサーセン石からなる5つのトリリトンが馬蹄型に配置され、それをブルーストーンの環が囲んだ。さらに外側にはサーセン石の環が造られ、立石の上に横向きの石が渡されていた。(ILLUSTRATION BY 4D NEWS)

  • 第3段階(紀元前2500〜1600年)
    夏至の夜明けの太陽の方向を示すために「ヒール・ストーン」や「スローター・ストーン」と呼ばれる石が置かれた。穴の環が二つ加わり、エイボン川に至るアベニューも造られた。(ILLUSTRATION BY 4D NEWS)

  • ウェールズ南部、プレセリ山地の露頭から突き出すブルーストーン。2000年代に行われた分析によって、ウェールズからストーンヘンジまで運ばれたという長年の説が裏付けられた。(ANDREW HENDERSON/NG IMAGE COLLECTION)

  • 紀元前2800〜2400年の間に、ダーリントン・ウォールズに大きな木造のモニュメントが建てられた。現在、「サザン・サークル」として知られるこの遺跡は、ストーンヘンジと対になるものと考えられている。村落にはエイボン川に通じる独自のアベニューがあった。(ILLUSTRATION BY 4D NEWS)

  • 紀元前2500年頃、ダーリントン・ウォールズには数百軒の住居があったと考えられている。当時としてはブリテン島最大の村落だったかもしれない。これまでに10軒の住居跡が発掘されている。住居の床はチョーク(白亜)でできており、中心には炉があった。柱穴が見つかっていることから、周辺に生えるアシやスゲなどを使ったかやぶき屋根を木柱が支えていたのではないかと考えられている。(ILLUSTRATION BY 4D NEWS)

  • ウェスト・エイムズベリー・サークルはブルーストーンヘンジとも呼ばれる。2009年に発見された。アベニューとエイボン川が交差する地点にある。(EFE)

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