• タイロナ人が作った陶器のオカリナ。ニューヨーク、メトロポリタン美術館蔵。(ALBUM)

  • 円形の家。タイロナの家々は円錐形で、木の壁とわらの屋根でできていた。石を円形に並べた1段か2段の人工のテラス上に建てられ、階段を上った先にある。この地域に特有の豪雨から逃れるのにも、この造りが役立った。(MARTÍN GONZÁLEZ CAMAR/AGE FOTOSTOCK)

  • タイロナの職人技術の高さと精巧さを体現する黄金の双子。この戦士像の材料はトゥンバガという金と銅の合金で、タイロナなどアメリカ大陸の先コロンブス社会で広く使われていた。(WERNER FORMAN/GTRES)

  • テユナの石段。都市はいくつものエリアからなり、この石段は居住地、商業地、儀式の場をつなぐために巡らされた階段と舗装道路の一部だった。(ALAMY/ACI)

  • コロンビア、シエラ・ネバダ・デ・サンタ・マルタのジャングルに囲まれた、テユナの中央テラス。遺跡の中で最も標高が高い。写真の構造物は、儀式で重要な機能を担ったのかもしれない。(ALAMY/ACI)

  • テユナで見つかった石柱。掘られた溝は、遺跡に至る通路と階段のネットワークを表す。(SYGMA/GETTY IMAGES)

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コロンビアの険しい山中に、スペイン支配前の時代にタイロナ人と呼ばれる人々が築き、16世紀まで長く栄えた都市の遺構がある。1970年代の発掘以来、考古学者たちは犯罪組織がらみの盗掘から遺跡を守り、特徴的な家々や石段、テラスをはじめとする都市の構造を解明、復元してきた。

文=FRANCESC BAILON/訳=高野夏美