特集ギャラリー:新しい顔で取り戻す人生(2018年11月号)

17歳のケイティ・スタブルフィールド PHOTOGRAPH FROM STUBBLEFIELD FAMILY
22歳のケイティ・スタブルフィールド。顔面の移植手術を受けて1年1カ月が経過し、目を閉じたり、鼻にしわを寄せたり、口をすぼめたりできるようになった。時間の経過とともに、顔の機能は回復し続ける。PHOTOGRAPH BY MARTIN SCHOELLER
ドナーからの摘出も含めて31時間に及んだ移植手術が終わり、集中治療室に移されたケイティ。研修医が頭をそっと支えて安定させる。目を保護するため、まぶたは縫い合わされている。顔の移植が終わっても、ケイティにはさらに何回かの手術と何カ月ものリハビリが待ち受けていた。PHOTOGRAPH BY LYNN JOHNSON
顔面移植まで1年と1日
クリニック近くの公園で春の日差しを浴びるケイティと両親であるロブとアリシアのスタブルフィールド夫妻。この日、夫妻は入院中のケイティを車椅子で連れ出し、鳥がさえずり、花が咲き誇る園内を散歩した。ケイティの顔には、両目の位置を調整するための骨延長器という装置が埋め込まれている。ケイティは移植までの3年間に十数回も入退院を繰り返した。PHOTOGRAPH BY LYNN JOHNSON
顔面移植から8カ月と22日
サンドラ・ベニントンが、孫娘アドレアの顔を移植されたケイティの顔を見つめる。アドレアとはそっくりではないが、鼻と口に面影があった。サンドラと会う前にケイティは不安になって泣いたが、会ってみると「自分のおばあちゃんみたいだった」と言う。PHOTOGRAPH BY MAGGIE STEBER




