• ストームクエイクを生み出すには、条件に合う海底地形がある場所を巨大な嵐が襲う必要がある。例えば、この2009年の衛星画像に映るハリケーン「ビル」は、米国ニューイングランド沖のジョージズ・バンクを通過する際にストームクエイクを引き起こした。(PHOTOGRAPH BY NOAA VIA GETTY IMAGES)

  • NASAの木星探査機ジュノーが木星の上空約1万2000kmから撮影した激しく渦巻く雲。木星は巨大なガス惑星で、大気には荒れ狂う雲の帯と回転する嵐がひしめいている。ジュノーは2016年に木星探査を開始し、木星の大気をこれまでにない精度で観測している。(PHOTOGRAPHY BY NASA/JPL-CALTECH/SWRI/MSSS/MATT BREALEY/GUSTAVO B C)

  • 嵐が発生する天体は惑星だけではない。太陽の表面では、磁場の乱流がある領域でコロナループと呼ばれる巨大な構造が生じることがある。このプラズマのねじれた弧は、地球10個分の高さになることもある。(PHOTOGRAPHY BY NASA/GSFC/SOLAR DYNAMICS OBSERVATORY)

  • 木星の北極地方で渦巻く直径6000kmの巨大な高気圧。研究者たちは1993年から、この「目」の色の変化を追跡している。美しい画像は、ジュノーの2017年のデータに基づいて市民科学者のジェラルド・アイヒシュテット氏とショーン・ドラン氏が作成したもの。(PHOTOGRAPHY BY NASA/JPL-CALTECH/SWRI/MSSS/GERALD EICHSTADT/SEAN DORAN)

  • 真夏に表面温度が上昇する火星では、北極にある氷が雲を作り、上空で衝突して乱流になる。NASAの火星探査機バイキングがとらえたサイクロンの渦巻く雲は、地球上のハリケーンの雲によく似ている。(PHOTOGRAPHY BY NASA/JPL/MSSS)

  • NASAのジュノー・ミッションがとらえた、木星の南極のシュールな乱流。大気中で直径約1000kmの複数のサイクロンがダンスをしている。新たなデータによると、サイクロンは色鮮やかな表面の下の深いところまで根を下ろしているという。(PHOTOGRAPHY BY NASA GODDARD)

  • 宇宙飛行士リッキー・アーノルド氏が2018年9月10日に国際宇宙ステーションから撮影したハリケーン「フローレンス」の巨大な渦。ハリケーンは急速に巨大化し、米国のノースカロライナ州とサウスカロライナ州全域に避難命令が出た。科学者は、フローレンスの巨大さと、これがもたらした激しい雨は、地球温暖化によるものだろうと言っている。(PHOTOGRAPHY BY NASA)

  • 2006年にアイスランドの南の沖で発生した双子の低気圧を宇宙から撮影した写真。地球上の嵐はすべてが同じ向きに回転するわけではない。地球の自転によって引き起こされる「コリオリの力」により、北半球の低気圧は写真の低気圧のように反時計回りになり、南半球の低気圧は時計回りになる。(PHOTOGRAPHY BY NASA GODDARD)

  • 土星の六角形の嵐に似た現象は、太陽系内のほかの場所では確認されていない。土星の北極のまわりには秒速約90mの六角形のジェット気流が吹き荒れている。さらに興味深いことに、土星探査機カッシーニからの新しいデータは、このジェット気流が土星の大気のもっと上のほうにある六角形の渦にエネルギーを供給していることを示唆している。(PHOTOGRAPHY BY NASA/JPL-CALTECH/SSI/HAMPTON UNIVERSITY)

  • この不思議な画像は2010年にメキシコ湾を襲ったハリケーン「アレックス」を3次元的に表現したもの。NASAの地球観測衛星「テラ」の観測データに基づいて作成された画像。アレックスはサイズも風速も大きくなってメキシコ湾を直撃し、各地で洪水を引き起こした。(PHOTOGRAPHY BY NASA/GSFC/LARC/JPL, MISR TEAM)

おすすめ関連書籍

科学の謎

研究者が悩む99の素朴な疑問

研究によって限りなく真実に近いところまで解明されているものから、まったくわかっていないものまで、「物質と力」「宇宙」「人体」「地球」「生物の世界」「人類の営み」の6ジャンル、99個の研究テーマと解明のプロセスを紹介。

定価:本体1,600円+税