• ペルー南部のホテルに咲く花。「白黒」部門の最優秀賞に輝いたヤン・ファン・デル・グリーフ氏の作品。ファン・デル・グリーフ氏はこの花に2日半張りつき、ハチドリの仲間イースタン・マウンテニア・ハミングバードが蜜を吸いにやって来たとき、ハチドリが後ろに回って尾を閉じ、十字架のような構図になるのを辛抱強く待った。(PHOTOGRAPH BY JAN VAN DER GREEF, WILDLIFE PHOTOGRAPHER OF THE YEAR)

  • サルのティンブル。「報道写真」部門の最優秀賞に輝いたジョアン・デ・ラ・マラ氏の作品。インドネシアの一部では、サルのストリートパフォーマンスが広く行われており、ときには数時間にわたって、サルたちが自転車やダンスなどの芸を披露させられる。ティンブルが暮らしているのは飼い主の自宅の裏庭。線路のすぐそばで鎖につながれている。(PHOTOGRAPH BY JOAN DE LA MALLA, WILDLIFE PHOTOGRAPHER OF THE YEAR)

  • メキシコ西部に暮らすジャガーが爪を研いでいる。「ストーリー」部門の最優秀賞に輝いたアレハンドロ・プリエト氏が自動撮影カメラを設置して撮った作品。この地域のジャガーたちは生息地の喪失、人間による開発などの脅威にさらされている。特に増加しているのが密猟だ。(PHOTOGRAPH BY ALEJANDRO PRIETO, WILDLIFE PHOTOGRAPHER OF THE YEAR)

  • 6枚の写真で構成される「写真集」部門の最優秀賞に輝いたハビエル・アズナー・ゴンザレス・デ・ルエダ氏の作品。エクアドルで撮影されたこの写真は、家族を守るツノゼミの姿をとらえている。(PHOTOGRAPH BY JAVIER AZNAR GONZÁLEZ DE RUEDA, WILDLIFE PHOTOGRAPHER OF THE YEAR)

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世界最高峰の野生生物の写真賞のひとつ「ワイルドライフ・フォトグラファー・オブ・ザ・イヤー」の2018年の受賞作が発表された。思わず見入ってしまう受賞作品の数々を紹介する。

文=RACHAEL BALE/訳=米井香織

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