• 地面で活動するハンミョウと樹上で狩りを行うツムギアリ。2匹の凶暴な捕食者が出会った。インドのリパン・ビスワス氏が西ベンガル州ブクサ・トラ保護区の干上がった川床で撮影。「ポートフォリオ」部門の最優秀賞に輝いた組み写真の一枚だ。(PHOTOGRAPH BY RIPAN BISWAS, WILDLIFE PHOTOGRAPHER OF THE YEAR)

  • 米国のカーステン・ルース氏がロシアの氷上サーカスで撮影したホッキョクグマの曲芸。「ワイルドライフ・フォトジャーナリズム」単写真部門の最優秀賞に輝いた。調教師が金属の棒で指示を出し、口輪をはめられたホッキョクグマが芸を披露。曲芸の合間には、観客へのサービスとして、クマたちが氷上に横たわり、氷に体をこすり付けていた。(PHOTOGRAPH BY KIRSTEN LUCE, WILDLIFE PHOTOGRAPHER OF THE YEAR)

  • ポール・ヒルトン氏は世界的な野生生物取引を記録した作品で「ワイルドライフ・フォトジャーナリスト・ストーリー」部門の最優秀賞を受賞。この写真はバリ島の鳥市場で撮影されたもので、若いブタオザルが木のおりに鎖でつながれている。(PHOTOGRAPH BY PAUL HILTON, WILDLIFE PHOTOGRAPHER OF THE YEAR)

  • ロシア極東の森で木に抱き付くアムールトラ。ロシアの写真家セルゲイ・ゴルシュコフ氏はこの貴重な一枚で「ワイルドライフ・フォトグラファー・オブ・ザ・イヤー」の大賞に輝いた。(PHOTOGRAPH BY SERGEY GORSHKOV, WILDLIFE PHOTOGRAPHER OF THE YEAR)

  • もう1つの大賞である「ヤング・ワイルドライフ・フォトグラファー・オブ・ザ・イヤー」に選ばれたのは、フィンランドに暮らす13歳のリーナ・ヘイキネンさん。ヘルシンキ郊外の島で、白い羽毛が舞うなか、ガンをむさぼる若いキツネを撮影した。(PHOTOGRAPH BY LIINA HEIKKINEN, WILDLIFE PHOTOGRAPHER OF THE YEAR)

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 世界最高峰の野生生物写真コンテスト「ワイルドライフ・フォトグラファー・オブ・ザ・イヤー」が2020年の受賞作品を発表した。アムールトラの至福の表情から搾取されるホッキョクグマまで、各部門から15点を紹介する。

文=NATASHA DALY/訳=米井香織

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