• 2021年9月、飼育員であるアンドレ・バウマ氏の腕の中で息を引き取った、メスの孤児のマウンテンゴリラ、ンダカシ。(Photograph by Brent Stirton)

  • 2007年7月、ビルンガ国立公園。ゴリラの殺害現場に立つ、アンドレ・バウマ氏ら公園関係者たち。(Photograph by Brent Stirton)

  • レンジャーらが見つけたメスのマウンテンゴリラの遺体。死んだ母親の乳を吸おうとしていた赤ちゃんゴリラは、後にンダカシと名付けられた。(Photograph by Brent Stirton)

  • 2013年10月、ンダカシと飼育員の一人、バブー氏。飼育員たちは3週間ごとのシフトで孤児たちと生活を共にする。(Photograph by Brent Stirton)

  • 2015年11月、センクェクェ・マウンテンゴリラ孤児センターでゴリラと遊ぶ飼育員たち。ボールを持っているのがンダカシ。ここは世界で唯一のマウンテンゴリラの保護施設であり、密猟や紛争で家族を亡くしたゴリラを受け入れている。(Photograph by Brent Stirton)

  • 2015年11月、寝室の中にいるンダカシに絵を教える孤児センターの飼育員長、アンドレ・バウマ氏。(Photograph by Brent Stirton)

  • 飼育員のパトリック氏が、病気のンダカシの世話をする。(Photograph by Brent Stirton)

  • 獣医師のエディ・シャルハ氏とファブリス・マロンガ氏らが、ンダカシのメディカルチェックを行う。(Photograph by Brent Stirton)

  • 2012年3月、自称「ゴリラのお母さん」アンドレ・バウマ氏がンダカシの世話をする。バウマ氏は自身の子供たちもここに連れてきた。ゴリラの孤児たちは彼らの「きょうだい」だと言う。(Photograph by Brent Stirton)

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 ゴリラが殺されたという情報が入ってきたのは豪雨の中だった。ライフル弾を何発となく撃ち込まれた母親の死体に、生後数カ月のゴリラがしがみついていた。血と雨が死体を囲うようにたまる中、彼女は母親の乳を吸おうとしていた。それが孤児ゴリラ「ンダカシ」との出会いだった。

語り・写真=BRENT STIRTON/聞き書き=DOUGLAS MAIN/訳=桜木敬子

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