ギャラリー:世界の漁業、乱獲から海の未来を守れるか 写真12点 米国メイン湾、網にかかったタラこのままだと、タラは2022年に世界中の海から姿を消すと、WWFは予測している。(PHOTOGRAPH BY BILL CURTSINGER) フィリピンのジェネラル・サントス港に停泊した中国の貨物船。乗組員が、凍ってくっついたマグロを槌で叩いてはがす。(PHOTOGRAPHY BY ADAM DEAN, NAT GEO IMAGE COLLECTION) 南極海のマグロ漁南太平洋とインド洋のミナミマグロは乱獲のため、1990年代半ばまでに、元の量の6~12%にまで減少した。(PHOTOGRAPH BY PAUL SUTHERLAND) 地中海のクロマグロマッタンザ法と呼ばれる伝統的な漁法でマグロを釣る漁師たち。(PHOTOGRAPH BY BRIAN SKERRY) マグロのにぎり地中海で捕獲され、沖合のいけすで太らせたタイセイヨウクロマグロは、日本で1匹5万ドルの値が付くこともある。(PHOTOGRAPH BY JUSTIN GUARIGLIA) メキシコのシュモクザメカリフォルニア湾で刺し網にかかったシュモクザメ。フカヒレなど食材にするために、年間4000万匹のサメが殺されているという。(PHOTOGRAPH BY BRIAN SKERRY) アイスランドのタイセイヨウダラフィッシュ・アンド・チップスに使われるタイセイヨウダラは、大西洋北部の冷たい海で取れる。(PHOTOGRAPH BY RANDY OLSON) メキシコ、サメのひれサン・マルコス島の海岸で切り取られたオナガザメの仲間のひれ。主にアジアへ送られる。中国では、10世紀にはすでにフカヒレスープが高級中華料理として広く食されていた。(PHOTOGRAPH BY BRIAN SKERRY) カンボジアの巨大魚トンレサップ川で捕らえられた巨大なコイ。(PHOTOGRAPH BY ANDY EAMES/AP) カリフォルニア湾の混獲エビ漁船から海に投げ入れられたサカタザメの仲間やエイなどの死骸。混獲のため毎年大量の魚が無駄になり、海に捨てられている。この問題が世界的に知られるようになってから、混獲を減らす漁具の開発が進んだ。(PHOTOGRAPH BY BRIAN SKERRY) オーストラリア、タスマニアの魚市場1990年代から、タスマニアでは海の魚の養殖が盛んになった。なかでも、タイセイヨウサケやニジマスが人気。(PHOTOGRAPH BY IAN WALDIE/GETTY IMAGES) ポーランド、コイの養殖ワルシャワ郊外にある養殖場のコイ。狭い養殖場で育てられた魚は病気にかかったり寄生虫に冒されたりして、近くの天然の魚にも感染する問題がある。(PHOTOGRAPH BY KATARZYNA MALA/AP)