• 「トリスタン・オットー」と名付けられたティラノサウルス・レックスの足と爪。ほぼ完璧に近いこの標本は、ドイツ、ベルリンにあるフンボルト博物館で展示されている。生きていたときには、この爪はケラチンの層で覆われていた。猫の爪に似ているが、猫よりもはるかに大きく、与えられるダメージは比べ物にならない。(PHOTOGRAPHY BY MEHMET KAMAN/ANADOLU AGENCY/GETTY)

  • ドイツ、フランクフルトのゼンケンベルク博物館に展示されているハドロサウルス科パラサウロロフス・ワルケリ。鼻腔と額がつながった長さ1.8メートルのとさかが後頭部の後ろにまで伸びている。(PHOTOGRAPHY BY HINRICH BAESEMANN/ DPA PICTURE ALLIANCE ARCHIVE/ ALAMY)

  • 『ナショナル ジオグラフィック』2007年12月号の表紙を飾ったこの恐竜は、とげやこぶで覆われた頭骨が特徴。当初は新種とされ、ハリー・ポッターの魔法学校の名にちなんでドラコレックス・ホグワーツィア(ホグワーツの竜王)と名付けられたが、後の研究によって、「厚い頭の恐竜」であるパキケファロサウルスの子どもではないかと提案された。(PHOTOGRAPHY BY IRA BLOCK)

   恐竜研究の歴史を飾る、謎と美しさに満ちた化石や復元模型の写真を選りすぐって紹介する。

 

文=John Pickrell/訳=ルーバー荒井ハンナ