西アフリカの熱帯雨林に生息するダイオウサソリは、体長20センチという大きな体と穏やかな性格のため、ペットとしての人気が高い。多くの無脊椎動物が、希少ペットとして密猟・密輸されている。(PHOTOGRAPH BY MICHAEL DURHAM, MINDEN PICTURES)
ニュージャージー州に住むウラジミー・ラプキエヴィッチ宛の荷物から押収されたハナカマキリは、花のような外見を利用して獲物を引き付ける。東南アジア原産。(PHOTOGRAPH BY ALEX HYDE, NATURE PICTURE LIBRARY)
ロサンゼルス自然史博物館の虫フェアでは、多くの出店者が昆虫の標本を販売していた。この写真は、そのうちのひとり、ロイス・カミング氏の個人的なコレクション。ゴライアスオオツノハナムグリ、モルフォチョウ、ポリフェムスヤママユなど。(PHOTOGRAPH BY KENDRICK BRINSON, NATIONAL GEOGRAPHIC)
客が購入した標本をピンで固定するカミング氏。キジマドクチョウ、メネラウスモルフォ、ジャイアント・アント・ライオン(ウスバカゲロウの一種)など。(PHOTOGRAPH BY KENDRICK BRINSON, NATIONAL GEOGRAPHIC)
ハチの標本を集めるマニアもいる。虫フェアでも、ハチの標本が多く売られていた。(PHOTOGRAPH BY KENDRICK BRINSON, NATIONAL GEOGRAPHIC
虫フェア会場では、ハチや蝶、ゴキブリの衣装を着たパフォーマーによる子ども向けプログラムも行われた。幼いころに虫嫌いになる人は多い。それが昆虫学分野の資金不足の一因になっている。(PHOTOGRAPH BY KENDRICK BRINSON, NATIONAL GEOGRAPHIC)
虫フェア出店者のボブ・ダフ氏は、様々な種の甲虫を売っていた。写真は、1体7ドルのモモブトオオルリハムシ。(PHOTOGRAPH BY KENDRICK BRINSON, NATIONAL GEOGRAPHIC)
中南米に多く生息するモルフォチョウは、大きくてアクアマリンの光沢があり、収集家の間で人気の蝶だ。乱獲に加え、森林伐採や生息地の分断で数が減っている。(PHOTOGRAPH BY KENDRICK BRINSON, NATIONAL GEOGRAPHIC)
虫フェアで、1体20~30ドルで売られていたイトトンボ。体の色は、鮮やかな青、緑、赤、黄など。(PHOTOGRAPH BY KENDRICK BRINSON, NATIONAL GEOGRAPHIC)
生きたカイコに集まる人々。虫フェアでは他にも、生きたタランチュラ、サソリ、ゴキブリまでもが売られていた。(PHOTOGRAPH BY KENDRICK BRINSON, NATIONAL GEOGRAPHIC)