20世紀初頭、現在のナイジェリアで数百年前にヨルバ人が作った精巧な頭像が多数見つかった。だが当時の欧州の学者は偏見から、洗練された芸術がアフリカ人の手によるはずはないとみなし、ギリシャに由来すると考えた。

 のちにヨルバの王をかたどったものと判明した頭像は、アフリカの文化に関するヨーロッパ人の認識を変えたと言える。

文=ERIC GARCIA/訳=桜木敬子