米国カリフォルニア州南部ユカイパで2020年9月5日に発生した大規模な森林火災の焼失面積は、40平方キロを超えた。出火の原因は、エルドラド・ランチ・パークで行われたパーティーで使われた発煙装置だという。週末、気温が43℃を超える中、火災は激しさを増した。

 米国時間の9月10日時点で、カリフォルニア全域の消防士が29件もの大規模な森林火災と闘っている。これは、そのうちの1つだ。今年これまでの森林火災は、1万2000平方キロ(東京都の面積の5倍以上)にも及ぶ。記録的な数字だが、森林火災シーズンは、あと4カ月もある。

 写真を撮影したのは、カリフォルニア州を拠点に活動する写真家で、州全域で100件近くの火災を撮影してきたスチュアート・パリー氏(原野消防士の資格も持つ)。エルドラド・ランチ・パーク火災による壊滅的な火災により、これまでに2万人以上が避難を強いられ、今なおこの地域を脅かし続けている。

文=AMY MCKEEVER/写真=STUART PALLEY/訳=牧野建志

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