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ジャコウウシの死骸をあさるオオカミ。写真家のロナン・ドノバンが死骸の内側に自動撮影カメラを仕掛けた。群れは約1カ月間、この獲物を食べ続けた。PHOTOGRAPH BY RONAN DONOVAN
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撮影隊に「灰色のたてがみ」と名づけられた生後1年ほどの雄が、ホッキョクオオカミの群れを率いて獲物を探す。狩りはほぼ2日間に及び、群れは100キロほど歩き回った。2018年の夏、撮影隊はこの群れの密着取材に成功した。PHOTOGRAPH BY RONAN DONOVAN
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カナダ軍の駐屯地に現れたホッキョクオオカミ。ジャコウウシの骨には見向きもせず、飛行場周辺の草地にホッキョクウサギを狩りに行った。PHOTOGRAPH BY RONAN DONOVAN
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オオカミの群れに襲われる若いジャコウウシ。攻撃をかわそうとするが、20分後に仕留められた。生後1年ほどのオオカミは、子どもや年寄り、病気のジャコウウシを狙って狩りの仕方を学んでいく。飢えていると、まだ息がある獲物を貪り始めることもある。PHOTOGRAPH BY RONAN DONOVAN
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獲物にありつき、休息をとるオオカミたち。狩りに成功すれば満腹になるが、ほとんどの狩りは失敗に終わる。成長したオオカミは2週間何も食べないこともある。獲物を仕留めると、一度に約10キロもの肉を平らげ、ほどなくして再び狩りに出かける。PHOTOGRAPH BY RONAN DONOVAN