• 多くの人の頭の中には世界地図のイメージがある。ただ頭の中の地図と異なり、実際の南アメリカ大陸はその大半が北アメリカと比べて東寄りに位置している。(COURTESY DAVID RUMSEY MAP COLLECTION)

  • アフリカ大陸の半分以上は赤道よりも北にある。たいていの人の頭の中の地図では、アフリカ大陸の大半が、大西洋を挟んで南アメリカ大陸のちょうど向かいに位置すると思い込んでいる。(COURTESY JOHN NELSON, ESRI)

  • ヨーロッパは大西洋を挟んで米国の真向かいにあると多くの米国人は考えている。現実のヨーロッパはもっと北にある。地図の破線が示す通り、イタリアのベネチアは、米ミネソタ州ミネアポリスと同緯度に位置している。(COURTESY JOHN NELSON, ESRI)

  • メルカトル図法を使った1912年の地図。この手法では極地周辺の陸地が大きくなるため、グリーンランドは南アメリカ大陸と同じくらいの面積があるように見える。現実には南米大陸の8分の1ほどの広さしかない。(COURTESY DAVID RUMSEY MAP COLLECTION)

  • ニューヨーク市の地下鉄地図だ。実際の地理や、もの同士の相対的な位置を単純化している。人々の頭の中にある地図も、地下鉄図と同じように、単純化されて記憶されている。(COURTESY NEW YORK CITY SUBWAY MAO © METROPOLITAN TRANSPORTATION AUTHORITY)

  • メルカトル図法は大陸の相対的な大きさをゆがめ、赤道付近の土地よりも極地付近が極端に大きくなり、ブラジルはカナダよりも小さく見える。実際のブラジルの面積は、この地図にあるように、カナダと同じくらいの広さがある。(SCREENSHOT COURTESY OF THETRUESIZE.COM; MAP DATA © GOOGLE, INEGI, ORION-ME)

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 人間の頭の中には世界地図のイメージがあり、それを基に地理的関係を把握しているという。ただその正確さは心もとない人がほとんどで、誤りを認識したとしてもアップデートが難しいのだとか。

 そこで、実際の地図を使って、ありがちな地理の勘違いを紹介。あなたの頭の中の地図は、現実の地理と合っているだろうか。

文=BETSY MASON/訳=北村京子

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