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2021年7月4日、大量の腐った海藻に覆われた、メキシコ、フンダドレス公園のビーチ。毎年春から夏にかけてホンダワラ類の海藻がカリブ海のビーチに打ち上げられ、生態系と観光経済に打撃を与えている。(EYEPIX/NURPHOTO/AP)
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2019年5月、キンタナロー州トゥルムのビーチで海藻を除去する作業員。海岸沿いのホテルやリゾートでは海藻対策に大金を費やしている。(PHOTOGRAPH BY DANIEL SLIM, AFP/GETTY IMAGES)
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メキシコのプエルトモレロスにある海洋科学研究所でホンダワラを調べる科学者のマルタ・ガルシア氏。研究者や企業は、肥料からバイオ燃料まで、海藻のさまざまな利用方法を模索している。(PHOTOGRAPH BY RODRIGO ARANGUA, AFP/GETTY IMAGES)
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カンクンで、ホンダワラから作った紙を吊るして乾燥させている女性。紙はこの後ノートに加工される。厄介な海藻を現金化しようと試みられている多くの製品(石けん、靴、建築用レンガなど)のひとつだ。(PHOTOGRAPH BY RODRIGO ARANGUA, AFP/GETTY IMAGES)
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プラヤデルカルメンのビーチで、熊手とトラクターを使ってホンダワラを除去する作業員たち。この海藻は2011年以降、メキシコ、ユカタン地方のビーチに大量に打ち上げられるようになった。(PHOTOGRAPH BY BÉNÉDICTE DESRUS, SIPA USA/AP)
青い海で知られるメキシコのビーチが近年、大量の海藻に埋め尽くされるようになっている。何が起きているのか? 解決策はあるのか?
文=ANNELISE JOLLEY/訳=北村京子
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