• あの濡れた金属の屋根から「まるですべり台のように」落ちたんですと指を差すブレント・バウアー氏。両足首と片方の手首が骨折していたため、彼は携帯電話のところまで6メートル以上這っていき、助けを呼ばなければならなかった。バウアー氏は、米ワシントン州シアトルのハーバービュー医療センターの集中治療室(右)で5日間を過ごした。(PHOTOGRAPHS BY SARAH BARTOLAC)

  • バウアー氏の左足首のX線写真。16個以上の破片に砕けている。(AYS BY UW MEDICINE/HARBORVIEW MEDICAL CENTER)

  • バウアー氏の右足首のX線写真。16個以上の破片に砕けている。(AYS BY UW MEDICINE/HARBORVIEW MEDICAL CENTER)

  • 骨盤にもヒビが入り、バラバラにならないようネジを2本入れなければならなかった。外科医のリザ・フィルーザバディ氏がピンを骨に刺して、この写真の下の方に見えている湾曲した外部フレームとつなぐことによって骨盤を固定した。ピンは骨盤が治った後で抜かなければならない。(X-RAY BY UW MEDICINE/HARBORVIEW MEDICAL CENTER)

  • 痛みの緩和に対して仮想現実を利用したゲーム「SnowWorld」がどの程度効果を発揮するかを確かめるために、バウアー氏はフィルーザバディ氏に協力した。写真は、VRプログラムを使用している最中に骨盤からピンを抜いているところ。(PHOTOGRAPH BY CRAIG CUTLER)

  • 「VRはいい具合に痛みから気をそらせてくれました」とバウアー氏。その痛みは、もう1本のピンをVRなしで抜いたとき(写真)よりも、はるかに軽かったという。この研究は、VRが全身麻酔の必要な場面を減らし、患者のリスクとコストも削減できることを示唆している。(PHOTOGRAPH BY CRAIG CUTLER)

  • バウアー氏が処置の間にプレイしていたVRゲーム「SnowWorld」。プレイヤーはマウスを使って雪だるまに向かって雪玉を投げつける。(IMAGE COURTESY HUNTER HOFFMAN)

  • ホフマン氏の研究に使われている、匿名の人物の脳のスキャン画像。熱痛にさらされた人も、VRを使用した際は痛みに関連する脳活動が著しく低下したことが示されている(右)。(IMAGES COURTESY HUNTER HOFFMAN)

  • 理学療法の一環として血流制限トレーニングを受けるバウアー氏。目標は、軽い負荷を持ち上げることで筋肉を強化し、四肢への全体的なストレスを軽減することだ。(PHOTOGRAPH BY AARON HUEY)

  • 事故から9カ月と1日後、バウアー氏は重さ20キロのパラグライダーをメキシコのイェラパ山に担ぎ上げ、飛んだ。(PHOTOGRAPH BY SARAH BARTOLAC)

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