恐竜と聞いて、どんな生きものを思い浮かべるだろうか。映画『ジュラシック・パーク』のように、疾走して獲物を狩る肉食恐竜? カラフルでもふもふの羽毛恐竜? それとも、甲斐甲斐しく子育てをする母親?

 いまでこそ多彩な暮らしぶりが明らかになっている恐竜たち。だが半世紀前まで、恐竜は恒温動物ではなく、トカゲやワニのような変温動物と考えられていた。そんな定説が覆るきっかけとなった恐竜が、今からちょうど50年前に発表されたデイノニクスだ。デイノニクスによってもたらされた恐竜観の大きな変化は「恐竜ルネッサンス」と呼ばれている。(参考記事:「「研究室に行ってみた」国立科学博物館 恐竜 真鍋真」

 その後もさらに、子育てをするといった生態や、羽毛の存在、色の解明、そして、恐竜絶滅の原因となった隕石の衝突など、革命的な発見がたびたびもたらされた。

 今回の国立科学博物館の特別展「恐竜博2019」では、デイノニクスをはじめ、半世紀の間に恐竜のイメージを大きく変えた化石が一堂に会している。しかも、時代順に並んでいるおかげで、発見当時の新しさや驚きがよくわかるのもうれしい。ここでは展示の順にならって、見どころとなる貴重な恐竜化石を紹介しよう。

国立科学博物館特別展「恐竜博2019」公式サイト(外部サイト)

Web編集部

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