• 『巧妙な機械装置に関する知識の書』に記載されたカラフルな図。楽しいだけでなく実用的だ。アル=ジャザリの有名なクジャクの噴水では、クジャクの口から水が流れ、それがタンクにたまると浮きが上昇、「召使い」が動き出してタオルや石鹸を差し出す。(BRIDGEMAN)

  • 『巧妙な機械装置に関する知識の書』に記載された、ゾウの時計のゾウ使いの図。腕を動かす仕組みを示している。 (AKG/ALBUM)

  • 揚水機の内部機構。隠れた歯車が垂直シャフトを軸に回る牛を動かすからくりや、水を汲み上げる仕組みに動力を伝えるメカニズムが示されている。 (BRIDGEMAN)

  • アル=ジャザリの『巧妙な機械装置に関する知識の書』に記されている、水力によってフルートを演奏する自動人形。アル=ジャザリいわく、優しい音色を出して昼寝から起こすよう設計した、遊び心にあふれた「目覚まし時計」だ。トルコ、イスタンブールのトプカプ宮殿博物館所蔵。 (BRIDGEMAN/ACI)

  • アル=ジャザリの最も象徴的な発明であるゾウの時計。今日でも人々を楽しませてくれる。水で動くこの装置は現代に復元され、ドバイにあるイブン・バットゥータ・モール、ドイツのフランクフルトにあるアラブ・イスラム科学史研究所、スイスのル・ロクルにある時計博物館をはじめ、世界中のいくつかの場所で見ることができる。 (WHA/AGE FOTOSTOCK)

  • 12世紀後半、アルトゥク朝の時代に作られた器。 (INTERFOTO/AGE FOTOSTOCK)

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12世紀トルコの発明家アル=ジャザリが残した作品集「巧妙な機械装置に関する知識の書」から、クジャクの噴水、ゾウ使い、揚水機など、当時としては画期的な発明品を紹介する。

文=JORGE ELICES/訳=牧野建志

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