• 米ザイオン国立公園のチェッカーボード・メサは、岩盤の水平方向の溝と垂直方向のひび割れがつくり出す碁盤目状の模様にちなんで名付けられた。(PHOTOGRAPH BY LARRY FELLOWS)

  • カナダ、オンタリオ州の岩層を構成するチャート細礫の隙間のカラフルな顕微鏡写真。当初、岩石の粒子の隙間は玉髄という鉱物で埋められていて、続成作用(まだ固結していない堆積物の成分が、比較的低い温度と圧力によって化学変化を起こし、固結すること)を受けて岩石になった。(PHOTOGRAPH BY SOCIETY OF ECONOMIC PALEONTOLOGISTS AND MINERALOGISTS)

  • 白い岩石の層が周囲の黒っぽい岩石の中を蛇のようにくねくねと走っていることから、白い岩石の粘性が黒い岩石より高いことがわかる。地質学者はこのような地層をプティグマティック褶曲(しゅうきょく)と呼んでいる。写真左下にある1セント銅貨を見ると、この不規則な褶曲の規模がわかる。(PHOTOGRAPH BY MARLI MILLER, UNIVERSITY OF OREGON)

  • まるで前衛絵画のように、片麻(へんま)岩のタペストリーの中を新しい白い岩が貫いている。周囲の片麻岩が褶曲しているのに白い岩石はまっすぐであるため、最近になって貫入したことがわかる。片麻岩は変成岩の1種で、先カンブリア時代の地層でよく見られる。(PHOTOGRAPH BY MARLI MILLER, UNIVERSITY OF OREGON)

  • ギリシャのタソス島の大理石採石場で作業をするブルドーザー。地球の熱と圧力が、石灰岩を色とりどりの大理石に変える。古代ギリシャ人は大理石の耐久性に気づき、アテネのパルテノン神殿の建設に使用した。大理石は、石灰岩が再結晶化するときにできる変成岩である。(PHOTOGRAPH BY CUBOIMAGES SRL/ALAMY)

  • 片岩(へんがん)の地層がコロラド川による浸食を受け、チョコレートファッジのような色と形になったもの。片岩は変成岩の1種で、その鉱物結晶は肉眼で見ることができる。(PHOTOGRAPH BY PETER ESSICK)

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 世界各地の様々な岩石を16点の写真で紹介する。

文=Maya Wei-Haas/訳=三枝小夜子