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「マーシュ・プライド」という名で知られる群れの若い雌ライオンが、2015年に殺された。ケニアのマサイの人々が仕掛けた、毒入りのウシの死骸を食べたのが原因で、ほかにも2頭が命を落とした。PHOTOGRAPH BY CHARLIE HAMILTON JAMES
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タンザニアとの国境近くにあるケニアの市場で、矢を作るマサイの人々。キョウチクトウ科の木の樹皮から採取した毒を塗った矢は、古くから野生動物を殺すのに使われてきた。PHOTOGRAPH BY CHARLIE HAMILTON JAMES
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最近まで、マサイの人々はおびただしい数のウシをマサイマラ国立保護区の中へ入れ、草を食べさせていた。こうしたウシの数は、周辺の土地の分割状況、人口増加や地域政策、干ばつなどの影響を受けて変化する。PHOTOGRAPH BY CHARLIE HAMILTON JAMES
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マサイの人々が飼うウシを襲う「タレク・プライド」と呼ばれる群れのライオン。2頭のウシが餌食となり、もう1頭はけがを負った。この若い雄ライオンは、数カ月後に毒矢で殺されたとみられる。PHOTOGRAPH BY CHARLIE HAMILTON JAMES
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周囲を農耕地に囲まれたアンボセリ国立公園の近くで、マサイの少女が52歳になる雌のゾウの死骸の上で跳びはねていた。レンジャーたちは、このゾウが穀物の貯蔵庫を荒らしたために毒殺され、牙を抜かれたと考えている。PHOTOGRAPH BY CHARLIE HAMILTON JAMES